生命誌について
2022.06.16
はやぶさ2 砂に生命の源のアミノ酸検出!
アマミナナフシ
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の探査機「はやぶさ2」が「りゅうぐう」から地球に持ち帰ったサンプルから20種類以上のアミノ酸が見つかったとのこと。生命の起源は地球でつくられた仮説がありますが、今回の発見で宇宙でつくられ隕石などによって地球に飛来仮説が進展しそうです。
NASAも探査機「オシリス・レックス」で小惑星「ベンタ」のサンプルを持ち帰っています。国際的に複数の小惑星や天体のデータを検証した結果、生命誕生の起源や太陽系の成り立ちの解明につながるのでわくわくします。
国際的に協力してデータ解析する点では「ヒトゲノム解析」の時に似ていそうです。(国際的平和協力!)
2022.06.16
1. 齊藤わか(表現を通して生きものを考えるセクター)
これまでの隕石を中心とした分析では、地球由来の物質とそれ以外の区別が難しかったようですので、今回、少なくとも地球以外の天体にもアミノ酸が存在するだろうということは確認できたようです。もちろん地球の分子を起源に生命が生まれたという可能性もまだまだあります。生きものを構成するのと同じ物質が宇宙にあるのだとしたら、地球の外にも生きものと似た存在がいる可能性があるのかな?同じ物質でも私たちとは違う、思わぬ使い方をしていたりするのかな?などと想像してしまいます。広い宇宙のことですから、国を問わず協力しながらいろいろなことを明らかにしていけると良いですね。