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2022.02.04

空で何が起きているか、わかるようになる!?

参照記事「研究館より」

アマミナナフシ

齊藤さんの表現スタッフ日記より「散逸構造」について。(中略部分)雲は上下に温度差のある流体中に見られる規則的な対流構造でこれも散逸構造である。(季刊生命誌85号 蔵本由紀先生より)

雲について「いつの間にか空に浮かんでいる」という齊藤さんの認識は私のとほぼ同じ感じでした。天気に関しての興味は洗濯物がすぐに乾くか否か。外出時に傘が要か不要かといった程度のものでした。

ところが、一年前に『雲のカタログ』(文と写真 村井昭夫、鵜山義景)の本に出会って「雲の名前と発達の仕方のパターンを知った上で空を眺めると、今、空で何が起こっているのか、これからどんな変化が起こるのかが予想できる」とのこと。これは面白いと雲の観察を始めました。生命誌研究館へ散歩で向かうたった20分の間、空を見上げて歩きます。(段差と車には気を付けて。)水が主成分の「いわし雲」が大体氷で出来ている滑らかな「すじ雲」に変わったり。積乱雲がある時は、「積乱雲には25mプール1万杯くらいの水がある」『天気の図鑑』(荒木健太郎著より)一つの小学校プールの水だけでも大量なのに、1万杯もの水が、空にあるの⁈と、雲を見上げて感心しています。

空で何が起きているかは、目下勉強中でまだまだわからないこと多いです。去年気が付いたことは、我が家のミニキュウリ(朝と夕方では1cmも大きくなります。)よりも雲はスケールが大きく、変化も速いということ。何だか雲もまるで生きもののように思えます。

2022.02.04

1. 齊藤わか(表現を通して生きものを考えるセクター)

雲のお話でコメントをいただけるとは、ありがとうございます!

冒頭で言及いただいている記事の註釈からの引用は、正確にはこちらです。
「エネルギーが熱として失われていく過程で、自己組織化のもとに発生する定常的な構造のこと。例えば、上下に温度差のある流体中に見られる規則的な対流構造がそれであり、細胞を始めとした生きものの構造も散逸構造とみなされている。」(季刊「生命誌」85号Talk 註釈11「散逸構造」より https://www.brh.co.jp/publication/journal/085/talk/)

「天気の子」をつくられた新海誠監督が「天気は万人に関係していると考え始めたのが作品づくりの起点(国連広報センターのインタビューより)」とおっしゃっていましたが、空模様は大きな興味を抱く人は少なくても、生活の中では無関心ではいられない現象ですね。身近な雲の形が変わるしくみを学んだり想像したりして楽しんでいらっしゃるようす。研究館への道のりが楽しくなりますね。私も道すがら、雲の生きものっぽさってなんだろう?生きものの雲っぽさってなんだろう?とぐるぐる考えています。

2022.02.05

2. ケーファー

知らないお話ばかりです。毎日見てる雲について何も知らない私。本も読んでみたいです。

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