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  3. 季刊「生命誌」78号

今号テーマ

【開く】閉じたものを広げあける。ひろがる。はじめる。明らかにする。

トークの中沢さん。生命の本質を問いたいという気持を共有する大切な仲間です。今回も豊富な知識を基盤に見せてくれる新しい視点に教えられました。サイエンティスト・ライブラリーの成宮周さんは、医師をめざす中で基礎研究の必要性を感じ、今は研究成果を医療につなげる活動中です。若手の活躍を伝えるリサーチは、原始細胞の分裂能獲得とカエルの変態です。変態に免疫が関わるという発見は魅力的です。(中村桂子)

TALK

名付ける科学と語る科学

中沢新一明治大学 野生の科学研究所所長
中村桂子JT生命誌研究館館長

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SCIENTIST LIBRARY

成宮 周京都大学「次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点」拠点執行責任者 / 同大学医学研究科メディカルイノベーションセンター(MIC)長 / 同大学名誉教授

分子、生体、人間、そして創薬へ

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CARD

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2013年年間テーマ

ひらく

1993年6月に開館したBRHは、20周年を迎えました。たくさんの方の応援で育ってきたと実感します。人間は生きものという基本に立ち、生きているとはどういうことかを考え、その知を社会に生かしたいと始めた活動です。小さな生きものたちの研究を通して考えてきた20年、館内の展示は歴史が刻まれ変わったと思いますが、空気は同じです。基本は変えずに変わる生きもののようにと思います。そして今年。成人としての新展開を願ってテーマは「ひらく」です。拓く、開く、展く。新しさと広がりを求めます。

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レクチャー

2025/1/18(土)

『肉食動物の時間』