ラボ日記

研究セクターのスタッフが、日常で思ったことや実験の現場の様子を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

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発生生物学会と、来月のダンボール彫刻ワークショップについて

2015年6月15日

岩崎 佐和

6月2日から5日にかけて、つくば国際会議場にて行なわれた第48回日本発生生物学会に参加してきました。私が学生時代に主に参加していた分子生物学会は、規模が大きく毎年7000-8000名が参加しており、研究分野も多岐に渡っており、広く浅くというイメージでした。どの講演を聴きに行こうか、どのポスターを見に行こうか、とても分厚い冊子をめくって探したものです。(現在では、大抵の学会ではプログラムや発表要旨はweb上で検索し、必要なものをダウンロードできるようになって随分便利になりました。) 今回初参加となる発生生物学会では、おそらく全体で300-400名程度だったのではないかと思います。形態形成、初期胚発生、再生、生殖、器官形成、神経発生など「発生生物学」の分野を、深く学ぶことが出来ました。

私たちのラボでは、小田研究員と秋山-小田研究員が口頭発表を行い、私は2日間にわたりポスター発表をさせていただきました。ポスターでは、最近出たばかりの結果、オオヒメグモ初期胚で体軸形成に重要なクムルスを先の細いガラスキャピラリーで採取しトランスクリプトーム解析を行なった結果を発表しました。他の参加者の方々とディスカッションを行い、今後の解析についてのアドバイスを頂いたので、励みにしたいと思います。一方で自身の知識不足、経験不足を痛感しましたので、勉強も実験も頑張っていかねばと強く感じました。

さて、話は変わりますが、ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボでは、来月7/18(土)に、ダンボール彫刻家の本濃研太(ほんのうげんた)さんをお招きして『小さな生き物の大きなお面をつくろう!本濃研太のダンボール彫刻ワークショップ☆』という、ワークショップ型のイベントを企画しています。本濃研太さんは、動物をはじめとした作品を作ることが多いのですが、その作品からは、普段私たちが目にするダンボールから出来ているとは思えないくらい、しなやかさ、強さを感じることができます。「生き物に尊敬しながら作っています」と語る本濃さん。方法は違えど、私たちも同じ思いをもって、生き物のもつしくみを明らかにしていきたいと考えています。当日は、私たちのラボの小田研究員による動物の形についてのお話を少し聞いた後、本濃さんのワークショップになります。それぞれ手を動かしながら、思いっきりダンボールで遊んでみましょう!

人数の関係上、イベントは予約制としています。申し込みは6/24までです。
みなさまのご応募を、ぜひぜひお待ちしております。

詳細はこちら

[ ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ 岩崎 佐和 ]

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