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表現を通して生きものを考えるセクター表現セクター

研究成果やそこに至る考えをどのように表現するか、
独創的な表現は新しい考えを生み出す源泉です。

セクターの概要

研究は論文発表では終わらず、皆が楽しめるよう美しく表現するところまでを含むという考えから、表現を受けもつのが「表現を通して生きものを考えるセクター」です。科学も、音楽や絵画のように人の心に伝わるものでなければ社会に入りこむことはできません。研究の表現には定石も正解もありません。まず表現したい研究を選び、スタッフ一人一人が考え、議論し、ものづくりのプロと協力して作品をつくり上げます。これは科学の普及や宣伝ではありません。表現することで、科学についての新しいアイデアも生まれます。気持ちを込めて、独自で美しいものをつくる、この基本姿勢で表現を通して生きものを考えるという挑戦です。それが生きものを基本に置く社会づくりにまでつながることを願って。更に知りたい方はぜひ、こちらへ。

「人間は生きもの、自然の一部 〜JT生命誌研究館の基本〜」
(季刊『JARUS』121号より)

YouTube「生命誌って何? --表現を通して生きものを考える--」

表現の試み

それぞれの媒体がもつ特徴を活かし、組み合わせて研究し、新たな表現に取り組んでいます。

  • 展示
  • インターネット
  • 季刊誌
  • 映像
  • グッズ
  • 催し

メンバー

  • ディレクター近藤 寿人

  • チーフ平川 美夏

  • 研究員齊藤 わか

  • 研究員中井 彩香

  • 研究員奥井 かおり

  • 研究員後藤 聡

  • 研究員阪内 香

  • 研究員村田 英克

  • 研究員蘇 智慧

  • 館内案内スタッフ渡辺 喜美子

  • 館内案内スタッフ藤原 正子

  • 館内案内スタッフ室園 純子

  • 館内案内スタッフ太田 見恵

  • 館内案内スタッフ助友 伸子

連載記事 「発生生物学の静かな革命」 近藤寿人

発生生物学を牽引してきた近藤ディレクターが、研究の今を語ります。

表現スタッフ日記

表現を通して生きものを考える日々の思いや、試行錯誤、うら話を紹介します。

これまでの学位取得者とテーマ

  • 平成17年度 修士論文 坂東明日佳 「日本の分子生物学の動向を捉える試み」
  • 平成12年度 博士論文 三石祥子 「新しい科学伝達方の探求--サイエンティストライブラリーの制作と評価を通して--」

生命誌アーカイブ

「生命誌の世界観」「動詞で考える」「生命研究のあゆみ」という3つの切り口から、季刊「生命誌」の記事の蓄積をめぐり、科学、哲学、芸術など多分野を俯瞰するコンテンツです。

詳しくはこちら

館内展示の電子ブック

豊富な写真や動画に、詳細な解説を加え、生きもの研究を「演奏」する「科学のコンサートホール」の18展示を、コンパクトにまとめました。

詳しくはこちら

紙工作ダウンロード

「紙」という、最もシンプルな表現媒体を用いて、どこまで工夫ができるのか?! 季刊「生命誌」から生まれた「紙工作」には、生命誌のエッセンスが詰まっています。

詳しくはこちら

生命誌講義

「生きている」とはどういうことかを考え、人間を見つめる医療への導入として、高槻市内の医学、看護学、薬学、工学の大学生に生命誌講義を行っています。

「生きている」を見つめる医療 -ゲノムで読み解く生命誌講座 特設ホームページ

表現セクターから生まれた季刊「生命誌」

季刊「生命誌」100号
リサーチ:生命誌研究26年間のあゆみ

生きものを全体として考えるゲノムを基本に、自然の中の生きものらしさを小さな生きものに問う研究を続け、そのあゆみをまとめました。

季刊「生命誌」81号82号
フロム BRH:生きもの愛づる人びとの物語り

研究と表現の両輪による活動を続けて20年、明確なまとまりが見えてきました。これをどのように生かし、どう展開するか。次の10年に向けて考えています。

季刊「生命誌」79・80合併号
あゆみ:BRH20年のあゆみ

小さな生きものたちを見つめ彼らの物語りを聞き取る研究と表現の工夫とを組み合わせて活動してきた挑戦の歴史がつまっています。

季刊「生命誌」50号
リサーチ:「生命誌の階段」三変化

科学の演奏法探し ー科学が音楽と同じように文化として社会に根付くには、論文だけに留まらない表現を含めた研究が必要です。

季刊「生命誌」26号
スペシャル・ストーリー:DNAを描き出す

映像を使ってDNAの構造とはたらきを表現した「DNAって何?」の制作過程を辿ります。

季刊「生命誌」12号
ピクチャー・ライブラリー:番外・時間のメタモルフォーゼ 出でよ次世代サイエンス・ディレクター

季刊『生命誌』を発足した編集長の思いが詰まったお別れの弁です。

私たちの活動に興味をもった方、より詳しく知りたい方は、気軽にお問合せください。

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