RESEARCH
細胞社会を考える
単細胞生物
(情報の伝え方・ゲノムのもち方)
単細胞生物のほとんどは眼に見えない小さな生きもの。私たちのからだの中や環境中に無数にいますが、普段はなかなか気づきません。その姿形や行動はそれぞれユニークで、集団を形成することや、他の個体と生殖することもあり、単細胞といっても複雑です。
細菌集団が情報を伝え合うしくみを調べた豊福雅典さんと、繊毛虫の有性生殖から2つの核の成り立ちを追った片岡研介さんの研究を取り上げ、単細胞生物が見せる社会的な一面を伝えます。関わり合いの中で続く見事なしくみが小さな細胞の中に詰まっているのです。
生命誌アーカイブより
これまで生命誌で取り上げた800件近い記事の中から、関連の深い記事を集めました。
ここでは、単細胞生物の多様な生き方を考えます。