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今号テーマ

時には「うつる」だけでなく「うつす」も

年間テーマ「うつる」の2回目です。トークで東北学の赤坂さんが生命誌への強い関心を示して下さり、「誌」を移す一つの方向が具体的に見えてきました。いろいろ教えていただきたいと思います。リサーチは、イトヨの種分化とまばたき。前者は染色体の変化、後者は脳のはたらきを見ながら環境との関わりを解明しています。あたりまえのことですが、生きもの研究は常に環境との関係を語るものだと改めて思います。サイエンティストライブラリーの杉浦昌弘さんは「葉緑体ゲノム」の全構造をきめるという挑戦からゲノム科学の歴史を語ります。からくり古生物のネメグトマイアは恐竜のイメージをまたちょっと身近に変えてくれます。(中村桂子)

TALK

東北から明日の神話をつくる

赤坂憲雄学習院大学教授
中村桂子JT生命誌研究館館長

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SCIENTIST LIBRARY

杉浦 昌弘名古屋大学 特別教授

葉緑体からゲノム時代をひらいて

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FROM BRH

20周年の報告とこれからの展望 生きもの愛づる人びとの物語り2

CARD

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2014年年間テーマ

うつる

21年目は「うつる」を考えます。移る、映る、遷る、写るとさまざまな文字を思い浮かべながら次の段階へと進みたいと思います。慎重な一歩と同時に、時には枝から枝へととび移る身軽さも備えながら新しい知を探します

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レクチャー

2025/1/18(土)

『肉食動物の時間』