見どころ① : 立体生命誌マンダラ
「生命誌マンダラ」は開館20周年に制作した生命誌の表現の一つです。中央に描かれるのはゲノムが入った1つの受精卵です。1つの細胞が多様に変化して体をつくるさまざまな細胞が生まれ、それらが集まって組織・器官と展開し、最後に一つの個体となる「生まれるまでの時間」を表しています。大きくなった生命誌マンダラをくぐって生きものの時間を感じてみませんか。
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見どころ② : あなたの細胞の数はいくつ?
見どころ③ : 生まれるまでの時間
受精卵から生まれるまでの時間の中には、細胞を増やし母体にたどり着くまでの「初期発生の時間」、体の前後背腹ができ原腸陥入が起こり「細胞が分化してゆく時間」、体を支える胴体の土台となる「体節の時間」、多様な細胞から機能を担う器官ができる「形づくりの時間」など、さまざまな時間があります。それらの時間を経て、この世に誕生の時を迎えるまでの生きものの「生まれるまでの時間」を考えます。
また、骨ができる過程などが見える本物の発生標本も展示しています。ゼブラフィッシュ、アカウミガメ、ラットなど6種の生きものの「生まれるまでの時間」を見比べてみましょう。