JT生命誌研究館は、2020年4月1日付けで館長の交代を実施いたします。現館長の中村桂子が退任しJT生命誌研究館の名誉館長に、新館長には細胞生物学研究者であり歌人の永田和宏(京都大学名誉教授・京都産業大学名誉教授)が就任いたします。
中村桂子は生命誌の提唱者で、1991年の準備室の立ち上げから1993年の開館以来2002年3月まで副館長を務め、その後館長の岡田節人の後任として館長に就任し、29年にわたりJT生命誌研究館を率いてきました。中村は退任後、名誉館長に就任し支援を続けてまいります。
中村の任を引き継ぐ永田和宏は、細胞生物学・タンパク質科学の研究者であると同時に歌人として活躍しています。JT生命誌研究館は、研究と表現の両輪を兼ね備えたリーダーを迎え、新たな体制のもと、生命論的世界観に基づく一人ひとりが幸せに生きる心豊かな社会の実現に向けて、さらに邁進してまいります。
【永田和宏(ながた・かずひろ)略歴】
1947年滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。後に結婚する河野裕子らと共に大学時代から本格的に短歌を始め、高安国世氏に師事。森永乳業に就職後、京都大学胸部疾患研究所で市川康夫氏に師事。米国NIHに留学しコラーゲン特異的分子シャペロンを発見する。帰国後、京都大学胸部疾患研究所、同再生医科学研究所教授を経て、京都産業大学総合生命科学部学部長、同タンパク質動態研究所所長。歌人としての著書に「近代秀歌」「現代秀歌」、共著「京都うた紀行」のほか科学者として「タンパク質の一生」「細胞の不思議」「生命の内と外」など。
●本件に対するお問合せ
JT生命誌研究館
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電話 072-681-9750
中村桂子は生命誌の提唱者で、1991年の準備室の立ち上げから1993年の開館以来2002年3月まで副館長を務め、その後館長の岡田節人の後任として館長に就任し、29年にわたりJT生命誌研究館を率いてきました。中村は退任後、名誉館長に就任し支援を続けてまいります。
中村の任を引き継ぐ永田和宏は、細胞生物学・タンパク質科学の研究者であると同時に歌人として活躍しています。JT生命誌研究館は、研究と表現の両輪を兼ね備えたリーダーを迎え、新たな体制のもと、生命論的世界観に基づく一人ひとりが幸せに生きる心豊かな社会の実現に向けて、さらに邁進してまいります。
【永田和宏(ながた・かずひろ)略歴】
1947年滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。後に結婚する河野裕子らと共に大学時代から本格的に短歌を始め、高安国世氏に師事。森永乳業に就職後、京都大学胸部疾患研究所で市川康夫氏に師事。米国NIHに留学しコラーゲン特異的分子シャペロンを発見する。帰国後、京都大学胸部疾患研究所、同再生医科学研究所教授を経て、京都産業大学総合生命科学部学部長、同タンパク質動態研究所所長。歌人としての著書に「近代秀歌」「現代秀歌」、共著「京都うた紀行」のほか科学者として「タンパク質の一生」「細胞の不思議」「生命の内と外」など。
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