詳細
日時
2023/08/19(土) 13:30〜16:00
場所
【現地開催】 JT生命誌研究館 1F展示ホール
【ライブ配信】 JT生命誌研究館 ホームページ ※録画のアーカイブ配信は行いません
出演者
新美輝幸(基礎生物学研究所/総合研究大学院大学)
大場裕一(中部大学応用生物学部)
蘇 智慧(JT生命誌研究館系統進化研究室)
主催
JT生命誌研究館
参加方法
参加無料・申込み不要
【現地開催】直接会場へお越しください。
※館内の滞在人数に制限を設けることがあります。
【ライブ配信】当日このページでライブ配信を行います。
※場内を撮影いたしますので、ご了承ください。
内容
ライブ配信は終了しました。
たくさんのご視聴ありがとうございました。
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虫観察コーナー
当日は講演開始前より、ホタルやカブトムシ、オサムシなどの昆虫が観察できる虫観察コーナーを設けますのでご利用ください!カブトムシのツノ、なぜオスだけ?
新美輝幸(基礎生物学研究所/総合研究大学院大学)皆さん、カブトムシのオスには立派なツノがあることを知っていますよね。しかし、ツノがどのように作られるかについてはよく分かっていません。なぜ、オスだけがツノを持つのでしょうか?また、ツノはどのように作られるのでしょうか?私たちは、どのような遺伝子によってツノが作られるかを最先端の方法を使って調べています。本講演では、私たちの研究室で行っているツノ作りのひみつを解き明かす研究の一端を紹介します。
オスでもメスでもないカブトムシ
1億年前のホタル、何色に光っていた?
大場裕一(中部大学応用生物学部)初夏の風物詩ホタル。神秘的で美しいですよね。今年も見に行かれた方も居られるかと思います。私は、そのホタルに科学のメスを入れ、神秘の謎を解き明かしたいと思って研究を続けています。ホタルの点滅にはどういう意味があるのだろう。ホタルはいつから光っていたのだろう。どうして光る能力を手に入れたのだろう。ホタルの光の色はどうして種によって違うのか。そもそも、地球上に最初に現れたホタルは、何色に光っていたのだろう? ひとつだけ答えを言っておきましょう。現在のゲンジボタルやヘイケボタルは黄緑色、ヒメボタルは黄色に光りますが、1億年前に現れた最初のホタルは、もっと深い緑色に光っていました。なんで知っているのかって? その答えは、講演会で詳しくお話しいたしましょう。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。