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研究員レクチャー 種多様化の原動力の発見:イチジクコバチの場合

詳細

日時

2022/04/16(土) 14:00 ~ 15:30

場所

【現地開催】 JT生命誌研究館 
【ライブ配信】 JT生命誌研究館 ホームページ

出演者

蘇 智慧

主催

JT生命誌研究館

参加方法

参加無料・申込み不要
【現地開催】 定員50名
【ライブ配信】 当日このページでライブ配信を行います。
※場内を撮影いたしますので、ご了承ください。

担当

蘇 智慧 室長(〜2024/03) (DNAから進化を探る 系統進化研究室 

内容

イヌビワやガジュマルなどのイチジク属の植物の受粉は「実」(花嚢)の中に潜り込む体長約2 mmのイチジクコバチに依存しており(絶対共生系)、イヌビワはイヌビワコバチ、ガジュマルはガジュマルコバチのように「1種対1種」で特異的に結ばれています。しかし、私たちの研究から、その「1種対1種」から「2種対1種」などへの特異性の揺らぎによって、1つのコバチの種が複数の種に分化してゆくことが分かってきました。今回は最新の研究知見を紹介しながら、共生系の種多様性について考えてみたいと思います。

●日時 14:00〜15:30
●場所
【現地開催】 JT生命誌研究館 
【ライブ配信】 JT生命誌研究館 ホームページ
※参加無料・予約不要


イチジクとコバチの「1種対1種」の関係

開催記録


 

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蘇研究員や研究館スタッフが皆様のコメントにお返事いたします!

このイベントを開催する研究員をご紹介

蘇 智慧 (室長(〜2024/03))

  • 研究分野 系統・進化・種分化・多様性 学位
  • 学位 博士(農学)

カイコの休眠機構の研究で学位を取得しましたが、オサムシの魅力に惹かれ、進化の道へと進みました。1994年から現在に至るまで、ずっとJT生命誌研究館で研究生活を送ってきました。オサムシの系統と進化の研究から出発し、昆虫類をはじめとする節足動物の系統進化、イチジク属植物を始めとする生物の相互作用と種分化機構の研究を行っています。

DNAから進化を探る 系統進化研究室 

レクチャーについて

JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。