詳細
日時
2020/12/19(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館 1階 展示ホール奥
主催
JT生命誌研究館
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
担当
藤原 基洋 奨励研究員 (細胞・発生・進化研究室)
内容
世の中には多様な形の生物がいます。一方で、同じ生物種の形は同じで再現性があります。生物はどのようにして形の多様性と再現性を両立しているのでしょうか。この問いに対し、私は数学や物理学の知識を用いることで数理的に研究に取り組んでいます。その数学や物理学の知識を生物に用いる方法の1つは、コンピュータを用いて生命現象を計算機実験により再現することです(図1)。今回は、植物のシロイヌナズナの根の発生と動物のクモの胚発生を例に、数理研究とはどのようなものか、また数理研究による生物の形作りのルールの解明への挑戦について話します。なまものを用いない生物実験を感じてみませんか。
※新型コロナウイルス の影響で内容が変更になる場合があります。
※来館の際は、事前にこちらをお読みください。
図1クモ胚の発⽣とコンピュータ上で再現した胚発⽣
※新型コロナウイルス の影響で内容が変更になる場合があります。
※来館の際は、事前にこちらをお読みください。
※新型コロナウイルス の影響で内容が変更になる場合があります。
※来館の際は、事前にこちらをお読みください。
※来館の際は、事前にこちらをお読みください。
このイベントを開催する研究員をご紹介
藤原 基洋 (奨励研究員)
- 研究分野 発生生物学、理論生物学
- 学位 修士(理学)
生物の形作りにおける物理背景、特に力学に興味があります。力学を基にした数理モデルを構築し、コンピュータ上でクモ胚の形態形成を再現することで、生物の形作りのルールを見つける研究を行っています。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。