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サマースクール 2005年度

詳細

日時

2005/08/18(木) 11:00〜17:00
2005/08/19(金) 10:00~17:15

場所

JT生命誌研究館

主催

JT生命誌研究館

参加方法

参加無料・申し込み制(選考あり)

内容

当館の研究や表現の活動を実際に体験してみませんか?【要予約・選考あり】

今年度は29名が参加。希望者全員を受け入れられないのは心苦しいのですが、せいいっぱいです。SICPセクターでは研究の魅力を伝える生命誌カード作りの実践、5つのラボではそれぞれのテーマに沿った研究活動を体験する2日間です。
1日目はまず中村館長の挨拶と岡田特別顧問の激励の言葉で幕を開けました。続く吉川顧問のレクチャーは、現在では組換え実験で当たり前に使われている制限酵素の発見物語。目立たない研究が思いがけない成果を生んだ生命科学の歴史を振り返りながら、残された疑問にこれからどう取り組むかを考える、短いながらもサイエンスの真髄に触れる内容でした。質疑応答も盛り上がって緊張がほどけたようです。全員でお弁当を囲んで和んだ後は、さっそく実 験、作業開始。スタッフと参加者が協力して、課題に取り組みました。
最後の研究発表会では、どのチームも苦労して出した実験結果をしっかり伝えるプレゼンテーションを行い、宮田顧問の講評も「研究を楽しむという基本を最近は研究者も忘れている。皆さんの発表で改めて思い起こさせてくれた」と大絶賛でした。
研究を体験し、普段とはちょっと違った角度から生きものを見ることで、生きものをより深く、身近に考えるきっかけづくりとなったのではないでしょうか。生きもの研究を表現することの大事な点も、多くの人にそのきっかけが伝わることにあるのです。
生きものをしっかり見つめる夏の2日間。来年もご期待下さい。

山岸敦(スタッフ)

 

日程

8月18日(木)

11:00-11:30 1階コンファレンスルーム
はじめの挨拶(中村桂子館長)
激励の言葉(岡田節人名誉顧問)
日程説明・メンバー紹介
11:30-12:00 吉川 寛顧問のサイエンスレクチャー
『Serendipity 物語』
12:00-13:00 3階ミーティングルーム
昼食"お弁当企画"
13:00-17:00 各ラボで研究活動

8月19日(金)

10:00-12:00 各ラボで研究活動
12:00-13:30 3階中央スペース
参加者自己紹介&懇親会"ランチパーティー"
13:30-16:00 各ラボで研究活動
16:00-17:15 1階コンファレンスルーム
研究発表会
講評・おわりの挨拶(宮田 隆顧問)

サマースクールについて

生命誌研究館の一員となって、実験したり、考えたり、話し合ったり、表現したり、生命誌の日常を体験する催しです。
研究者が日常取り組んでいる課題に一緒に取り組めば、生命の不思議や素晴らしさを実感する夏になるはずです。事前申し込みが必要です。