詳細
日時
2006/09/16(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館1Fコンファレンスルーム (入館無料)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
担当
秋山-小田康子 特別研究員 (ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろう 細胞・発生・進化・研究室 )
内容
クモ胚をDAPIという試薬で核染色したもの。球形の受精卵からこのような複雑な形ができるまでに、なにが起こるのか? また、それを理解することによってなにが分かってくるのか? |
動物は、例えば脊椎動物や節足動物といったグループに分けることができます。このような動物のグループは進化の過程でどのように生じてきたのでしょうか? 私達はこの問題を、遺伝子やゲノムや細胞、発生システムなどの違いにより、理解したいと考えています。このようなことを目指して私達が行っている研究のひとつに、クモの胚発生の解析があります。クモは発生の研究材料としては馴染みの少ないものですが、最近、『二本鎖RNA干渉法』による遺伝子の機能解析も可能になりました。
今回のレクチャーでは、私達のクモの発生研究の進展状況をこの分野の動向とともにお話します。
このイベントを開催する研究員をご紹介
秋山-小田康子 (特別研究員)
- 研究分野 発生生物学
- 学位 博士(理学)
動物の初期発生に興味を持ち、オオヒメグモを用いて研究しています。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。