詳細
日時
2007/09/15(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館 1Fコンファレンスルーム(参加無料)
出演者
秋山-小田康子研究員
(ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
担当
秋山-小田康子 特別研究員 (ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろう 細胞・発生・進化・研究室 )
内容
動物の体には前-後(頭-尾)、背-腹、左-右という軸が存在します。 このような体の軸はどのようにできるのでしょうか? 個体発生において、体の軸がまだできていない卵の中に、前後・背腹の軸がどのようにして作られていくのか、ということは脊椎動物やショウジョウバエなどのよく研究された動物では、詳しく分かっています。では、動物の進化を考えた場合にはどうでしょうか? 動物の進化では、前後・背腹の軸を持たないような動物から、軸を持つ動物へと進化したと考えられています。このような進化を遂げたときには、体を作り出す方法にどのような変化があったのでしょうか? 私たち研究者はこのような問題に対して、現在、存在する動物の体のでき方を比較することで答えを見つけようとしています。 今回のレクチャーではこの分野の動向と私たちのクモを用いた発生研究の進展状況をお話します。
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このイベントを開催する研究員をご紹介
秋山-小田康子 (特別研究員)
- 研究分野 発生生物学
- 学位 博士(理学)
動物の初期発生に興味を持ち、オオヒメグモを用いて研究しています。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。