詳細
日時
2008/10/18(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館 1Fコンファレンスルーム(入館無料)
出演者
秋山-小田康子 研究員
(ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
担当
秋山-小田康子 特別研究員 (ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろう 細胞・発生・進化・研究室 )
内容
多くの動物は頭-尾、背-腹の直交する2つの軸をもちます。このようなからだの軸はどのようにできるのでしょうか? わたしたちの研究室ではこの問題をオオヒメグモを実験材料に用いて研究しています。クモの卵を見ると、軸をひとつしかもたない放射相称の状態から、2つの軸をもつ状態に変化する様子が良く分かります。最近のわたしたちの研究で、この変化に重要な働きをする遺伝子が分かってきました。今回は、クモの研究内容を紹介します。さらに、進化の過程でクラゲやイソギンチャクのように軸をひとつしかもたない動物から2つの軸をもつ動物が誕生したという考えと、どのように結びついてくるのかを、考察したいと思います。
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このイベントを開催する研究員をご紹介
秋山-小田康子 (特別研究員)
- 研究分野 発生生物学
- 学位 博士(理学)
動物の初期発生に興味を持ち、オオヒメグモを用いて研究しています。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。