詳細
日時
2008/04/19(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館1Fコンファレンスルーム(入館無料)
出演者
小田広樹 研究員
(ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
担当
小田広樹 室長 (ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろう 細胞・発生・進化・研究室 )
内容
多細胞動物は、細胞が互いにひっつくために必要な分子を獲得して誕生したと考えられていますが、現在のいろいろな動物を比較すると、細胞がひっつくようになってからもそのひっつき方を大胆に変化させてきたことをうかがい知ることができます。細胞のひっつき方が変われば、細胞の性質や能力にも変化が生じ、動物の体の形にも影響が及んだのではないか? こんな仮説を、私たちは考えています。この仮説を検証するために、キイロショウジョウバエを使って実験を行っています。本レクチャーでは、この私たちの取り組みを紹介します。
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このイベントを開催する研究員をご紹介
小田広樹 (室長)
- 研究分野 発生生物学、細胞生物学
- 学位 博士(理学)
動物多様化の背景にある細胞システムの進化に興味を持っています。1) 形態形成に重要な役割を果たす細胞間接着構造(アドヘレンスジャンクション)に関わる進化の研究と、2) クモ胚をモデルとした調節的発生メカニズムの研究を行っています。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。