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研究員レクチャー 進化の過程で脊椎動物はどのように現れたのか?

詳細

日時

2017/01/21(土) 13:30〜15:00

場所

JT生命誌研究館 1階カンファレンスルームにて

出演者

橋本主税 研究員(カエルとイモリのかたち作りを探るラボ)

参加方法

※参加無料
※事前申込不要

担当

内容

脊椎動物は、その頭部を進化の過程で獲得したことによって「脊椎動物」となりました。脊椎動物の頭部構造は主に神経堤細胞と呼ばれる細胞によって形づくられることから、「脊椎動物がどのように現れたのか?」という問いは「進化の過程でいかにして神経堤細胞を獲得したのか?」と言い換えることもできそうです。
受精卵から始まる形づくりの過程で神経堤細胞が作られるときがあります。そのメカニズムの本質を知ることで進化において神経堤細胞がどのように作られたのかを想像することができます。また脊椎動物の形づくりの普遍的な組織運動を原索動物のそれと比較することで、脊椎動物が成立した意味に想いをはせることもできそうです。

このイベントを開催する研究員をご紹介

橋本主税 (室長(〜2024/03))

  • 研究分野 発生学
  • 学位 博士(理学)

カエルとイモリのかたち作りを探る 形態形成研究室

レクチャーについて

JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。