詳細
日時
2018/10/20(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館 1階カンファレンスルームにて
出演者
有本 晃一研究員(DNAから進化を探るラボ)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
担当
有本晃一 奨励研究員 (DNAから進化を探る 系統進化研究室 )
内容
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熱帯雨林には、私たちがまだ知らない“新種”の昆虫がたくさんいるであろうことは、多くの方が認識されていると思います。ですが、日本でも新種はまだまだたくさん見つかります。むしろ、日本列島は生物の多様性や固有性の高い地域であり、日本だからこその新たな発見が多く眠っています。
今回の研究員レクチャーでは、私の専門であるコメツキムシ(コウチュウの仲間)やイチジクコバチ(ハチの仲間)を題材に、私が日本で新種を発見した経緯や発見するためのコツなどについて紹介します。当日は、過去の論文に使用した標本や、現在発表するために使用している最中の標本をお見せしながら、新種の発表の仕方についてもお話しします。
(左)コメツキムシ(右)イチジクコバチ
このイベントを開催する研究員をご紹介
有本晃一 (奨励研究員)
- 研究分野 分類・系統・生態進化
- 学位 博士(農学)
九州大学の昆虫学教室で学位を取得後、こちらの研究室に配属されました。ハチ目、コウチュウ目を対象に研究を進めています。最近はハエにも興味があります。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。