詳細
日時
2019/03/16(土) 14:00~15:30
場所
JT生命誌研究館
出演者
尾崎 克久研究員(チョウが食草を見分けるしくみを探るラボ)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
担当
尾崎 克久 室長 (チョウが食草を見分けるしくみを探る 昆虫食性進化研究室 )
内容
- ナミアゲハの成虫は、春から秋にかけて数回発生する、最もよく見られる蝶の仲間です。幼虫はミカン科の植物だけを食べますが、餌を確保できたら身近な道具を使って簡単に育てることができます。生命誌研究館で飼育している蝶を使って、母蝶が正確に植物の種類を見分けて子孫を残す仕組みと、卵から成虫までの飼育方法を紹介します。
- 1 講義: 蝶が植物を正確に見分けるしくみ
2 体験:
2-1 アゲハチョウの捕まえ方
2-2 採卵の仕方
2-3 幼虫の育て方
2-4 蛹の取り扱い
2-5 成虫を羽化させる
2-6 ハンドペアリング(交尾)させる方法
2-7 コラム: 休眠について -
興味のある方どなたでも
小学校の先生にオススメ
このイベントを開催する研究員をご紹介
尾崎 克久 (室長)
- 研究分野 昆虫学, 分子生物学, 生態学
- 学位 博士(農学)
アゲハチョウを研究材料として、様々な生き物がどのように関わり合いながら「生きている」のか、分子の言葉で理解しようとしています。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。