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BRH公開セミナー 「第一回:日本文化における生きもの」

詳細

日時

2004/04/15(木)

場所

JT生命誌研究館

出演者

荻巣樹徳(伝統園芸植物研究所)

内容

第一回:日本文化における生きもの」
「幻のクリスマスローズの発見/中国でのフィールドワーク/伝統園芸」
日時
2004年4月15日(金)
場所
JT生命誌研究館
講演者
荻巣樹徳(伝統園芸植物研究所)
内容

荻巣樹徳氏は十代の頃から伝統園芸植物に興味を抱き、多くの名人の教えを請い、ベルギーのカラムタウト植物園、イギリスの王立ウイズレイガーデンなどでも学ぶ。80年より中国西南部を 中心に植物の調査を始め、82年に外国人として初めて四川大学に留学。移動距離は25万キロ以上、50種を超える伝説的な植物を発見した。

今回のセミナーでは、幻のクリスマスローズなど中国で発見した様々な植物とフィールドワークの様子を、多数の美しいスライドで紹介。日本の伝統園芸では、変化朝顔や伊勢ナデシコの美意識を取りあげた。1万以上の種を同定する経験や知識から導かれる植物の系統研究と、DNAで調べる分子進化研究との関係についても、荻巣氏と館内スタッフで活発に話し合った。