詳細
日時
2004/05/14(金)
場所
JT生命誌研究館
出演者
北地直子(JT生命誌研究館SICPセクター)、田中貴子(京都精華大学)、黒川正剛(太成学院大学)
内容
- 「第二回:日本文化における生きもの」
- 日時
- 2004年5月14日(金)
- 場所
- JT生命誌研究館
- プログラム
-
13:30-13:50
北地直子(JT生命誌研究館SICPセクター)
「描かれた生きものから探る画家の自然観」
~若冲、応挙など江戸時代の画家が描く動植物とその観点について~ -
13:50-14:30
田中貴子(京都精華大学)
「蟲愛づる姫君の結婚拒否と小動物への愛」 -
14:30-15:10
黒川正剛(太成学院大学)
「西洋近世における驚異・自然・科学―魔女裁判の視角から」 - 内容
-
古典文学「蟲愛づる姫君」の様々な捉え方を知ることによって、キーワードとなる「愛づる」の解釈を深め、昆虫の変態を観察をする女性が、なぜ病人・変人扱いされるのか!?という疑問関連で、オランダのメーリアン(Maria Sibylle Merian;1647~1717/蝶の生態画を描いた)が魔女にされかけたという話もあることから、魔女を接点に、西洋との科学観、自然観の比較など話し合う。