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生命誌研究館20周年記念BRHシンポジウムシリーズ 「系統関係、形態、生態をむすぶ新ゲノム時代の進化学」

詳細

日時

2014/04/26(土) 第一部 10:30~14:15 / 第二部 14:30~17:30

場所

JT生命誌研究館(大阪府高槻市)

内容

生命誌研究館が20歳になりました。実験室のあるサロンとして実際に研究という形で生きものに向き合いながら、そこで考えたことや得られた成果を表現し、共有する場をつくりあげてきました。ここから研究の新しい方向を探り、社会とのつながりを生み出す活動です。2年前から研究者が研究を語る科学の場に人々が参加する「BRH公開セミナー」を行っています。20周年の今年は、それをさらに深めようと、シンポジウムシリーズを企画し、4つのラボの研究者がそれぞれの研究のこれからを考え、そこから新しい科学を立ち上げようという意欲的試みを行いました。

 

【2014年度 第3,4回合同】

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ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ(細胞のつながり方の進化と表現型の進化)
DNAから進化を探るラボ(昆虫における形態・生態の進化と系統関係)
 
●プログラム
10:30 開会の挨拶(中村桂子、JT生命誌研究館館長)

第一部 細胞のつながり方の進化と表現型の進化
主催:ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ

10:35 はじめに(小田広樹)

10:40 細胞をつなぐ分子の形の"定向"進化
     佐々木瑞希(JT生命誌研究館)

11:00 細胞をつなぐ分子の形と機能の関係
     小田広樹(JT生命誌研究館)

11:15 細胞の隙間を塞ぐしくみの進化と多様性
     泉 裕士(神戸大学)

11:45 陸上脊椎動物皮膚の適応進化機構
     松井 毅(理化学研究所)
12:15-13:15 昼食

13:15 細胞間シグナルが司る初期胚のパターン形成
     秋山-小田康子(JT生命誌研究館)

13:45 ヒョウ柄模様のお魚:作り方とその原理
     渡邊正勝(大阪大学)


第二部「昆虫の系統進化と形態、生態の進化」
主催:DNAから進化を探るラボ

14:30 はじめに(蘇 智慧)

14:35 六脚類の初期進化-比較発生学の立場から見えてくるもの-
      町田 龍一郎(筑波大学生命環境系/菅平高原実験センター)

15:05 昆虫類の起源と系統進化-分子系統から解き明かせるか-
      蘇 智慧(JT生命誌研究館)

15:35 カブトムシの角はどのように作られるのか?
      新美輝幸(名古屋大学 大学院生命農学研究科)

16:05〜16:15 休憩

16:15 植食性昆虫の寄主転換と種分化
      大島一正(京都府立大学 大学院生命環境科学研究科)

16:45 イチジク属植物と送粉コバチの共生系の進化
      和智仲是(JT生命誌研究館)

17:15〜17:30 総合討論

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