詳細
日時
2013/10/12(土) 13:00〜17:00
場所
JT生命誌研究館1階ホール
内容
- 生命誌研究館が20歳になりました。実験室のあるサロンとして実際に研究という形で生きものに向き合いながら、そこで考えたことや得られた成果を表現し、共有する場をつくりあげてきました。ここから研究の新しい方向を探り、社会とのつながりを生み出す活動です。2年前から研究者が研究を語る科学の場に人々が参加する「BRH公開セミナー」を行っています。20周年の今年は、それをさらに深めようと、シンポジウムシリーズを企画し、4つのラボの研究者がそれぞれの研究のこれからを考え、そこから新しい科学を立ち上げようという意欲的試みを行いました。
【2013年度 第1回】
- カエルとイモリのかたち作りを探るラボ
- ●概要
- 私たちは両生類の原腸形成過程を説明する新しいモデルを提出しています。このモデルから脊索動物の原腸形成を眺めると、多様な中に共通なところが見えてきたように感じています。そこで、原索生物(ホヤ)から哺乳類までを研究する4名の研究者にお集まりいただいて、脊索動物の原腸形成過程を統一的に説明するモデルの作成は可能なのかについて考えます。
- ●プログラム
- 開会挨拶
「両生類の原腸形成について」
橋本主税 (生命誌研究館)
「脊索動物の原腸形成」
原索動物 熊野岳 (東北大学)
魚類 八田公平(兵庫県立大学)
鳥類 福田公子(首都大学東京)
哺乳類 藤森俊彦(基礎生物学研究所)
総合討論と質疑応答
自由討論
閉会