「生命誌」年刊号 (書籍)

季刊「生命誌」はカードとwebでお送りし、最後に本にまとめています。年間テーマを軸に一冊にまとめると一味違って「生命誌」が見えてきます。

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 今年のテーマは「続く」です。生命誌研究館で取り組み、さまざまな方と考えたこの切り口での活動をまとめた年刊号です。生きもの研究は本当に多様で、一つひとつを見ていると、形にも生き方にも特徴が見えて楽しいものです。一つの細胞である卵からそれぞれの生きものに特有の姿、形ができ上がっていく発生過程には、カエルにはカエル、クモにはクモ、決して同じではない独自性があります。あなたは何故そうするのと聞きたくなるほどですが、どの生きものにも共通するのは「続く」です。
 「生きものは続こうとしている。」これは目的論的であり、擬人的で、科学の中では使ってはいけない表現でしょう。ただ、細胞、分子という小さな世界での生命現象を見ていると、このように言いたくなるのも事実です。そもそも現代生物学での基本物質であるDNAは、まさに続くことを体現していると言ってよい構造をしています。細胞分裂から熱帯雨林まで、あらゆる階層での生き方を見ていくと、まさにさまざまな関係の中で、巧みに続いていく姿が見えます。
(中村桂子)
カバー裏「生命と地球の38億年」目次
人を通して研究を通して研究を通して対話を通して
※画像をクリックすると、サンプルページをPDFファイルでご覧になれます。
生命誌年刊号
『続く』生命誌年刊号 2008
(A5版・292ページ)
定価:1,600円(税込)
発行:JT生命誌研究館
発売:新曜社
発行日:2009.06.20
『続く』生命誌年刊号 2008  中村桂子 編集
季刊「生命誌」57号~60号を一冊の本にまとめました。

今年は、読みやすさを考えて縦組みの編集としました。
大きさも持ち運びに便利なA5版です。

年刊号の購入について
『続く』生命誌年刊号 2008は、全国書店でお求めになれます。
※研究館グッズコーナーおよび通信販売でも取り扱っています。

※図書館などの公共施設での閲覧・貸し出し用として、一冊に限り無料で寄贈しています。ご希望の方は下記の申し込みフォームよりご相談ください。
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