研究員レクチャー

JT生命誌研究館の研究員が月に1回づつ、現在おこなっている研究について話します。
【入場無料・予約不要】

研究員レクチャー2018年度

第1回

日時
2018年1月20日(土)13:30〜
場所
JT生命誌研究館 1階カンファレンスルームにて
講師
橋本 主税研究員(カエルとイモリのかたち作りを探るラボ)
タイトル
生物学を哲学する
内容

科学的に考えることとは論理的に考えることと同じだろうと思います。
では、「論理」とは何なのでしょうか?
「意味」とはア・プリオリに存在するものなのでしょうか?
西洋科学と東洋科学はどのように違っているのでしょうか?
普段はあまり考えないことを少しだけ掘り下げて考えてみましょう。

第2回

日時
2018年3月17日(土)14:00〜
場所
JT生命誌研究館 1階カンファレンスルームにて
講師
西井夕紀子 (音楽家/作曲家)
岩崎 佐和(研究員:ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ
タイトル
レクチャー&ミニコンサート
「知を生むこと、音楽を生むこと ~ クモの発生を見つめて ~」
内容
生きているを見つめ、生きるということを考える。
対象をよくよく見つめ、見えてきたものを表現する。
表現することで、理解を深めることができる。
表現することで、広がりを持つことが可能になる。

 日頃異なる分野で活動する研究者と音楽家ですが、実は共有できる部分も沢山ありそうだということに気づいてきました。イベント前半では、研究員の視点から、新しい現象に気づいた瞬間や、その現象を記述し確証を得ていく過程について語ります。後半は、音楽家の視点から、個人の中で音楽の生まれる瞬間や、それが形を成していく過程について語ります。また、ミニコンサートという形で実演を行います。

■音楽家プロフィール

西井夕紀子

演劇やダンス、映画への楽曲提供を行うかたわら、ガールズロックバンド「FALSETTOS」メンバーとして活動。2005年よりこどものためのもちはこびパフォーマンス「もび」を主宰し、文化施設、学校などでワークショップやパフォーマンスを多数企画、実施。 2015年、越後妻有アートトリエンナーレにおいて商店街で人々と音楽を紡ぐ「Dear Someone」を発表するなど、各地で滞在制作も行っている。
ウェブサイト https://www.yukikonishii.com/

第3回

日時
2018年4月21日(土)14:00〜
場所
JT生命誌研究館 1階カンファレンスルームにて
講師
蘇 智慧研究員(DNAから進化を探るラボ)
タイトル
イチジク属植物とイチジクコバチの「1種対1種」関係はどこまで柔軟なのか?
内容

 イチジク属植物とイチジクコバチの間では、子孫を残すために、互いに必須である絶対的共生関係が構築されています。また、その共生関係は種特異性が高く、「1種対1種」であるとされてきました。しかし、近年の研究によって、「1種の植物対複数種のコバチ」、または「複数種の植物対1種のコバチ」というケースが多数発見され、その「1種対1種」関係の概念は崩れつつあります。

 今回は、我々の最近の研究結果を通して、「1種対1種」関係はどこまで柔軟なのか? コバチの寄主転換は可能なのか? そのプロセスなどについて考えてみたいと思います。


4種のイチジク属植物とその送粉コバチ

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