生命誌の広場

生命誌は“生命“を基本に置き、最先端の生命科学の知見に基づき、「生きる」について考えています。このホームページを読んで思ったこと、研究館の活動について、みなで語り合う場を設けました。いろいろな方の考えを出し合ってこれからの生命誌につなげていきたいと思います。あなたの考えをお聞かせ下さい。

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みなさんからのご意見

その他

祝:ノーベル医学・生理学賞受賞(本庶 佑)氏

投稿日:2018.10.02 ニックネーム:相模のラクダ

【館長様の研究時代】:当時は、分子生物学の黎明期で、DNA の 研究が始まったころ。館長と、同じ研究の、お仲間(後輩)では ありませんか?。本庶 佑 氏の 京大時代(若いころ)の、JT生命誌研究館 提供の写真(学友4人で フルートを吹くのと、米国留学時の同氏「2枚」)が 本日10/2の 朝刊に 掲載されていました。館長の ご意見・ご感想をお願いします!
昨日の夜は、そろそろ、ノーベル賞 発表の日だと思い、日本時間10/1の 夜PM9:30ごろ(:現地の時差を考慮して) 発表を待っていた所、第一日目の発表「医学・生理学賞」として、ノミネート?される、日本人の予想3人の中から、『「本庶 裕」氏:京大特別教授が、受賞しました。』と、速報が入りました。感激しました!(去年の受賞はなかったので・・・)日本人として:26人目(医学・生理学賞として5人目)は、快挙ですね! あの、「癌」の 特効薬:オプジーボに繋がった:免疫制御の 研究が 大きく関与しているのでしょう。この研究で、世界で多数の「命」を助けたのでしょうね。本当に、受賞おめでとうございます! また、「国」の、基礎科学研究予算も 減らさず、研究者が 安心して「仕事」を 続けられる「生活・業務環境」作りを 望みます。国民に希望を与えてもらい、本庶 様 本当にお疲れ様でした。

お返事

投稿日:2018.10.04 名前:中村桂子館長

日本にはすばらしい免疫研究者がたくさんいらっしゃり、競争と協力のよい環境がありました。その中での本庶さんの受賞ですので、日本の免疫研究の評価として喜こばしく思います。私事では、本庶さんとはたまたま「生命の未来を語る」(岩波書店)という対談集があります。2003年とかなり前ですが楽しくお話合いしました。

その他

受精卵「ゲノム編集」解禁

投稿日:2018.10.01 ニックネーム:ハロウィンかぼちゃ

中村館長様【ご意見、感想など お聞かせください】
まずは、超強力な「台風24号」が、昨日~本日にかけ 日本を縦断して、甚大な被害を出すことでしょう。この会員の方にも 被災された方が おられると思います。南関東も、深夜~AM3くらいまで 暴風雨が凄かったです! まずは、被災された 皆様に お見舞い申し上げます。さて、上記、タイトルの件ですが、2012年「クリスパー・キャス」手法が 開発されたことにより、各分野の、「ゲノム編集」の 研究が 活性化され、不妊治療にも貢献しています(人口減少問題は国の基本的な大きな問題です)。今回、 厚生労働省、文部科学省の「有識者合同会議」が、28日:研究に関する倫理指針を了承しました(この指針のポイントは4点です)。癌や遺伝病治療に「光」が与えられ、「野菜や魚を短期間で品種改良」が 可能なった一方、ゲノム編集 処理後の 細胞の「癌化」の 恐れや、ゲノム編集研究の 先行により、人への応用 での「倫理面の解釈」や、「命の選択」、「デザイナーベビー」の誕生の問題に つながる、との懸念も 生じています。この、長短所について、機微な問題に対し、私たちは、どう解釈して、バランスをとって進めて 行けば良いのでしょう? 館長様の「私見」でも結構です。伺わせていただければ、幸いです。

お返事

投稿日:2018.10.04 名前:中村桂子館長

ゲノム編集も含めて、今急速に人間に迫る技術が進んでいます。これをどう受け止めるか。生命誌は、このような状況に備えて、「人間は生きものであり自然の一部である」ことを実感する人々がつくる社会を求めて活動してきました。人間を機械のように見て、経済効果を第一に考えて技術を選び、一直線の進歩をよしとし格差を生み出す社会の中で、今開発されつつある技術を使うのは恐いと思っているからです。まず、生きものとしての人間を大事にしようという基本をつくること。そうでなければバランスある進め方はできないのではないでしょうか。

中村桂子のちょっと一言

カラス好きですか

投稿日:2018.09.30 ニックネーム:j・h

先日NHKラジオでカラス愛好家という方の話がありました。カラスの生態や頭の良さ、カラスを写真に撮ってその可愛らしさも発信しておられます。「友の会」もあるとのことでした。一般的には嫌われ者のカラスですが、最近カラスのことが可愛いなと思っていたので聴き入ってしまいました。夕方群れをなしてカァーカァーと森の方へ帰るカラスを見て「きっとかわいい7つの子がいるのね」などと想像しています。
カラスと聞いてすぐ頭に浮かぶのは、今年5月に亡くなられた絵本作家のかこさとしさんです。多分一度は手に取っていらっしゃることと思いますが、私も子供が幼かったころよく読み聞かせをしとても楽しそうに聞いてくれる様子をみるだけで幸せを感じたものです。このたび「からすのパンやさん」を読み返し、かこさんは子供たちだけではなく私達大人にも大切なメッセージを伝えて下さっていたことに気付きました。それは、「ふつうのおんなの子」を読んだ後だったので思い至ったのですが、このカラスの夫婦も日常を大切にし毎日を丁寧に生きているのです。生まれた4羽のあかちゃんはカラスなのに赤色、白色、黄色、茶色の毛。絵本では、それでもカラスの夫婦はにこにこ嬉しくて4羽を優しく大事に育て日々の生活に追われながらも育児を楽しんでいます。ふつうのおんなの子のちからだとおもいました。
かこさとしさんは亡くなられる直前まで絵本を書くことを続けられました。その原動力は戦争体験だったとのこと。終戦後手のひらをかえしたような大人の態度に子供たちはどう感じたか、当時戦争を賛美したじぶんも同罪だと反省し”こどもの応援団”として生きることを決意されたそうです。戦争を体験された方のメッセージには深いものがありますね。ぎりぎり戦争を知らない私ですが今伝えて下さっていることを今度は私たちが若い方に伝えることが大切な役割と思っています。

お返事

投稿日:2018.10.04 名前:中村桂子館長

かこさんの”からすのパンやさん”はいつまでも読み継がれる絵本ですね。生命誌の応援をして下さる大切な方でしたので、先日お別れの会に出席しました。お書きになったたくさんの本に囲まれての旅立ち。おかしな言い方ですが、幸せそうでした。とてもよい生き方をなさいましたから。
戦争のこと。戦争をするのはバカバカしいと皆が思うようになる。そんな世界を思っています。

季刊生命誌について

季刊生命誌96号ハガキより

投稿日:2018.09.28 ニックネーム:

「生命誌」は生きるための哲学でもあると思っています。「生命誌」はミクロとマクロをつないで考えることの大切さを教えてくれます。時間で云えば今と歴史的時間です。換言すれば俯瞰することの大切さです。
「生命誌」は括り方を変えれば物事の重要性の順位が変わり、周辺との関係性が顕在化することを教えてくれます。例えば「ゆらぐ」とか「つむぐ」という言葉で括り直すと新しい世界が見えてくることを示唆してくれます。大和ことばの包含性です。このように、いつもわくわくする思いで拝読しております。有難とうございます。

お返事

投稿日:2018.09.28 名前:中村桂子館長

私が生命誌について語りたいことをみごとにまとめて下さってありがとうございます。いのちを基本に考えるお仲間として、これからもよろしくお願いいたします。いろいろお考えをホームページ「語り合う」にある「生命誌の広場」(当ページ)に書き込んで下さいませんか。

季刊生命誌について

季刊生命誌WEBフォームより

投稿日:2018.09.28 ニックネーム:M・H

中村先生の本を読み始めて凡そ10年に成ります。季刊生命誌98号の時間論と遺伝子の構成、私にとっては将に核心点です。ドキドキと動悸がします。何故か、トランプ・ファーストを想起しました。
私の場合、財務畑を歩んで来た所為か、貸し方・借り方、債権と債務のバランスに気が行くのですが、何事もイコールに見えて実はイコールではない事に留意して来ました。又、時間と時間、空間と空間、時間と空間、何れも決してイコールではないと思って来ました。対称でないものを対称関係に置く事が、ヒト属の自己矛盾の展開方法だと想います。故に、其の意味でトランプは最先端に立って居ると思ってしまいます。何故なら、本来、災害大国で債務膨張の日本こそファーストでないといけないからです。
遺伝子の構成図の右端に「続き」があるように、私たちは「展開」を予想して居ます。「次」はどうか?、と。―――戦慄が走ります。科学は目的の為にもっと関与しなければいけないと想います。

お返事

投稿日:2018.09.28 名前:表現を通して生きものを考えるセクター・齊藤

ご感想ありがとうございます。財務という大切なお仕事の中で、数値だけにとらわれず、さまざまなことを考えていらっしゃるのが素晴らしいと思いました。自分の持っていないものを手に入れたり、できないことができたりと、お金はすごい発明であり、今の私たちにはなくてはならないものだと思っています。けれどおっしゃる通り、誰かの時間もどこかの空間も、お金に換算することで好きなように切ったり貼ったりできるように思えてくることがあり、自分でも怖いなあと感じます。未来へのご思索に、季刊生命誌も少しでもお役に立てれば幸いです。そして、これからもお考えになったことを、「生命誌の広場」にお寄せください!

お返事

投稿日:2018.09.28 名前:中村桂子館長

私が一番苦手とする財務の御専門の方が、御自身のお仕事と生命誌を関連づけて考えて下さっていると伺い、生命誌の広がりを感じました。ありがとうございます。

過去の書き込み

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