生命誌の広場

生命誌は“生命“を基本に置き、最先端の生命科学の知見に基づき、「生きる」について考えています。このホームページを読んで思ったこと、研究館の活動について、みなで語り合う場を設けました。いろいろな方の考えを出し合ってこれからの生命誌につなげていきたいと思います。あなたの考えをお聞かせ下さい。

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みなさんからのご意見

中村桂子のちょっと一言

生命詩の樹完成しました。

投稿日:2017.04.26 ニックネーム:モトイケ

生命詩の樹やっと完成しました。じっと眺める日々が続いたのですが、始めてみると面白くてあっという間に完成しました。不器用な私が信じられません。作ってみると良く考えて設計されているなあと感心してしまいます。DNAの螺旋構造のような歴史物語が素敵です。ところで5月20日生命誌オープンラボに参加します。講演が楽しみです。

お返事

投稿日:2017.04.27 名前:中村桂子館長

作品完成とのことすばらしい!BRHで作るものは、科学としても美術としても上質を求めて皆が努力していますので、そこをわかっていただけるととても嬉しいのです。次も楽しみになさって下さい。

研究について

てんとうむしは好きですか

投稿日:2017.04.24 ニックネーム:おりさん

こんにちは。
毎号の季刊誌を楽しみにしています。今までなら気にも止めなかった事柄が記載された冊子は楽しく読んでいます。生命に想いを注ぎ、育児や家事の日々を一時忘れられるのが季刊誌の魅力だと思います。

私は、ある学芸員さんとの縁があり、てんとうむしの卵や幼虫や蛹、その個体の羽化を現在、家庭の庭で調べています。計測に誤差が生じることを最小限に抑えるよう工夫しながら、屋外での温湿度計測をしながらの観察や記録になります。ただし予算が取れないので、最新の計測器などを複数用意することはできません。はずかしいことですが、急に決まったことなので、てんとうむしがどんな生きものなのか、私には基本的な知識がありません。グーグルスカラーで論文を読む必要もありますが、まずは、てんとうむしがどんな昆虫なのかを知りたいと思います。みなさまの経験をきかせてください。どんな方法で調べたら、適当な情報が得られるのでしょうか。よろしくお願いいたします。

お返事

投稿日:2017.05.17 名前:表現を通して生きものを考えるセクター 川名

書き込みありがとうございます!
お返事が遅くなってしまいすみません。
季刊生命誌が日常の中で「生きている」見つめるきっかけになっているとのこと、とても嬉しく思います。14センチのカードにいかに、メッセージを込めるか編集部では日々、試行錯誤をくりかえしながら制作しています。季刊誌のご感想またお寄せいただけると幸いです。

てんとう虫、私も好きです! 専門的なことはお答えしかねるのですが、私は以前にてんとう虫の防御液からDNAが採取できるかを調べた研究の話を聞いたことがあります。てんとう虫を殺さずに解析する方法をと考えての取り組みでした。それからつい昨日、東大と九州大学のチームがてんとう虫の羽を折り畳むしくみを解明したとニュースになっていました。身近な小さな生きものから面白い観察ができるとよいですね。また、広場に書き込んでください。

その他

ライフ・エコノミストを目指して

投稿日:2017.04.06 名前:福田豊子

中村桂子先生
初めてメール差し上げます。今年2月、多摩パルテノンでの映画とご講演を拝見する機会があり、大きな感銘を受けました。私は、20年近く家庭科教育に携わる中で、ホーム・エコノミクスをライフ・エコノミクスに進化させる使命を痛感するようになってきました。教育活動とともに、理論の研究にも目標を見出しています。先生の哲学と実践を指針とさせていただきたく、今後とも「生命誌(biohistory)」を学んでいくつもりです。

お返事

投稿日:2017.04.07 名前:中村桂子館長

ありがとうございます。是非この欄に書き込んで下さい。お返事できることはいたしますので。よろしくお願いいたします。

その他

今回いただいたお返事の件

投稿日:2017.04.02 ニックネーム:コモン

今回お返事いただきありがとうございました。「ああ、やはりそうだったんだ」と、長年疑問に思っていたことへの解答を明快にいただき、うれしく思いました。障害者への偏見や差別が、全く的を得ていないことや、生きとし生ける者への畏敬の念の足りなさを科学の光で照らしていただけたなという思いで、明るい気持ちにさせていただけたことを深く感謝します。
いただいた「障害を持って産まれる」へのお返事を、私が参加しているフェイスブック等へ転載させていただくことは可能でしょうか。福祉に生きる支援者たちの多くは、共に生きるといいながら、どこかその根拠の不確かさに不安を持つことがあると思います。しかし生命誌からの帰結は、そこに当たり前の根拠をいただけたと言えます。 今回の「障害のこと、おっしゃっているように遺伝子レベルでの変異は誰にも起きています。それが現代社会での生活に不便を起こさないことであったり、大きな変化を起こさない時は障害とされずにいるだけです。この大きさのゲノムで生きている以上、これは避けられません。ですから生命誌の中では健常者と障害者は連続した存在であり、障害を否定するとヒトという生きものが存在できなくなります。生存が不可能な状況の時は生れて来られないのであり、生れてきたということは人間として生きることを保証されたということですから、ここからも障害者を区別する発想は出てきません。生命誌の「人間は生きものである」というあたりまえの考え方は、普通に生きることを支えると思っています。
人間について書きましたことは他の生きものでも同じですが、ただ障害を持つ個体と共に生きるという価値観は人間が持つ大切な考え方だと思います。」との内容は、福祉関係者にとっては、とても意義や価値のあるお返事だと思っています。

お返事

投稿日:2017.04.03 名前:中村桂子館長

こちらこそありがとうございます。
「生命誌の広場」からの転載であることを明記して下されば大丈夫だと思います。
皆さまにもこの広場に御意見を書いていただけるとありがたく思います。

その他

障害をもって産まれるということ

投稿日:2017.03.28 ニックネーム:コモン

初めまして。名古屋での講演ありがとうございました。新聞紙上にてコラム等でお目にかかるのみでしたが、今回のお姿から、謙虚でかつ情熱家であることは、お会いできてなるほどと察せられました。 さて私は、30有余年、障害者の施設スタッフとして、先天性の障害を持たれた多くの方と暮らしを共にしてきたり、ここ数年は、地域に暮らす何らかの障害を持たれた方の日常生活の相談支援を仕事としてきたりしています。(また同時に我が家の第一子は、心臓に先天性の奇形があり、とても心配しながら育ててきました。2度の手術を乗り越え、無事に出産もしてくれ、頭の下がらぬ時はありません。)施設で共に暮らす中で、それまで傲り生きる私の人生観を見事に覆してくださった彼らの生きざま。そしてわが子。 ただ日本のどの地域であっても、人口比で数パーセントに障害をお持ちの方があり、苦労されながら地域に暮らされていると思います。生命誌の観点からは、この数パーセントの意義をどう考えるものでしょうか。 障害の世界では、スペクトラムという表現があります。私の想像にすぎませんが、もしかして遺伝子レベルでは、微細な変異は、誰にでも起こっており、ただ発現までに至らず。知らぬは本人ばかりなり、ということはないのでしょうか。植物界や生物界ではどうなのでしょうか。あるとしたら、その意義についてお考えをお聞かせください。

お返事

投稿日:2017.03.31 名前:中村桂子館長

長い間施設でお仕事をなさっていらっしゃるとのこと、そこで学ばれ、お考えになることがたくさんおありのことと思います。障害のこと、おっしゃっているように遺伝子レベルでの変異は誰にも起きています。それが現代社会での生活に不便を起こさないことであったり、大きな変化を起こさない時は障害とされずにいるだけです。この大きさのゲノムで生きている以上、これは避けられません。ですから生命誌の中では健常者と障害者は連続した存在であり、障害を否定するとヒトという生きものが存在できなくなります。生存が不可能な状況の時は生れて来られないのであり、生れてきたということは人間として生きることを保証されたということですから、ここからも障害者を区別する発想は出てきません。生命誌の「人間は生きものである」というあたりまえの考え方は、普通に生きることを支えると思っています。
人間について書きましたことは他の生きものでも同じですが、ただ障害を持つ個体と共に生きるという価値観は人間が持つ大切な考え方だと思います。

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