生命誌の広場

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極端な肩書社会になっている

投稿日:2016.02.07 名前:國田  充

 中日新聞H28年2月3日の中村先生の記事、拝読させていただきました。過去の記事は全て切り抜きをしています。そして記事を見ては二三日考えています。今回の「心を働かせてこそ人間」を読み、ぜひ先生に73歳の私の思いをぶつけてみたくて投稿しました。
 特に昨今は「数値での競争」が突出し、社会はまるでキチガイ集団です。本来、資本主義とは人間社会いやこの世にあるもの全てが幸せになれるための一手段として生み出されました。なのに今や手段が目的化して暴走しています。血肉の無い極端な名刺肩書社会の出現です。そこには人間が見えません。「○○社長」であっても家に帰れば「○○さん」であるはずですが、肩書が世の大部分を決断しています。そしてむなしいのはそのことが進歩だと思っている人が多いことです。特に世の全ての指導者層に。
 新自由主義、グローバリズムこそが人間を幸せにする唯一の行動規範だと。会社がその主義のもとでの決算に変わった頃からおかしくなってきました。単年度最高益を出すことこそが経営者の第一の使命であり、その結果が社会に認められる唯一の指標であると。そのためには人は人でなく一道具であると。そういう経営者が評価される世の中。寂しいですね。
 先生がテレビのコメンテーターに出てらして、議論がかみ合わないことを承知で発言をされていました。マスコミも完全に無知。右か左かだけで切るのでなく斜めに切ることもやってみないと。宗教家とは違う先生の提言に大賛成です。議論がかみ合う時代が来ることを祈念し感謝です。

お返事

投稿日:2016.02.08 名前:中村桂子館長

コメントありがとうございました。グローバリズムへの疑問、おっしゃる通りで同じ思いの方がいて下さることとてもありがたく思います。私のまわりだからかもしれませんが、同じ思いはそれほど少なくない方の中にあるように思います。少しづつ変っていくことを願って地道に行動していくつもりですので、お仲間としてよろしくお願いいたします。
2月9日のNHKの視点・論点で『「ふつう」の生き方を』という話をします。こんなことわざわざ言うおかしさを感じながら、でも必要かなと思っています。

NHK「北里柴三郎」でのご発言に感激です

投稿日:2016.02.04 ニックネーム:miz

中村桂子先生へ
つい先程、NHKBSプレミアム「北里柴三郎とその弟子たち」というトーク番組を見たところです。番組の後半で、北里三郎博士の研究所が内務省管轄から文部省(東大)に移管するという命が下った際のことが紹介されました。番組の司会者が、「この事態に際し、北里博士は文部省管轄になることを決意したか?それとも、拒否して野に下る決断をしたか?・・どちらだと思いますか?」と質問しましたね。
その問に対する中村桂子先生の答えがすばらしかった!!・・科学者であり人である北里博士の心を読まれての毅然とした発言でした。こんな芯の通ったことを言う女性がおられるのだと、私は聞き入ってしまいました。〜〜結局、北里博士は権威を選ばず、野に下って民間として研究を続ける道を選んだということでした。
番組終了後、早速、中村桂子先生とはどんなお方かとネット検索。私と同年代の方かと思ったのですが、年上の方でした。・・う〜む、む。・・・この投稿欄に出会ったので、少々長いメールを書かせていただきました。これを機会に、桂子先生のお人柄と知性に、いい意味で感化されたいと思っております。

お返事

投稿日:2016.02.09 名前:中村館長

北里のこと、ありがとうございます。以前ちょっと本を書いたりもしたものですから、参加しました。明治の人は気骨があってよいですね。今こういうことがとても大事だと思っています。権力に迎合して流されないようにしたい。小さい活動ですが、そんな思いで行なっています。これからものぞいてみて下さい。そして御意見書き込んで下さい。

進化研究を覗くを読んで

投稿日:2016.02.03 名前:岡野桂子

難しい所は棚上げにして、時には我慢して読ませていただいていました。しかし、途中からワクワクしながら読むようになりました。一大叙事詩、マップ状だったゲノムがいつのまにか動きだして生きもののように感じられるようになったのです。生命の生まれる場面、DNAの変遷、私の持っているこのヒトゲノムがこのようにして生み出されて来たのかと。そして、このゲノムの物語自体も新しい知見により修正を受けたり新たな展開を見せたり興味は尽きません。理解がどれ程できているか不安なところですが、毎回楽しみにしてます。生命と水とのかかわり、そんなお話ももっと出てこないかな、渦、乱流、不思議がいっぱいの世界、私たちに伝えてくださること感謝にたえません。

お返事

投稿日:2016.02.05 名前:西川伸一顧問

これ以上の励ましはありません。ありがとうございます。
生命誌研究館で焦点を当ててている一つの分野がゲノムと言うことで、自分の頭の整理のために書き始めました。「ゲノムの発生学」に入ってからは、書いている本人も混乱の極みで、読者の皆さんに申し訳ないと思いながら書いています。しかしまだまだ続きますので、今後もよろしくおつきあいください。
 生命誌研究館とは別に仲間とNPO(aasj.jp)を設立して、21世紀を担う若者の教育のための活動をしています。内外の大学で「21世紀の生物学:デカルトとダーウィンの残した課題」という題で講義をするのが中心ですが、市民の会にも手弁当で出かけています。勉強会もつきあえるかもしれませんから、遠慮なく声をおかけください。

再び、首相の演説から

投稿日:2015.05.07 名前:岡野桂子

強い日本へ、改革あるのみ。どんな改革からも逃げず、ただ前だけを見て構造改革を進める。この道のほか、道なしと確信し、日本はいま量子的飛躍のさなか・・・ 。首相の演説。
量子的飛躍という言葉から、気がついたら予想もしない事態がと思ってしまったのです。新聞から切り抜き再読。フィリバスターの意味がわからなくて、辞書で調べました。議事妨害演説者と。fil(仏)糸、file縦列、bust破裂。首相は、フィリバスターをする意図、能力ともにありません。お話する機会を与えられ、お招きを感謝、と述べてらっしゃいます。この道しかないと、ただ前を見てシュクシュクと進む一団。話をしても反応がない。生命が紡ぐ糸を破裂させないか心配です。

お返事

投稿日:2015.05.19 名前:中村桂子館長

飛躍する先はどこなのかということが問題ですね。おっしゃる通りいのちなどには眼もくれずの飛躍のような気がします。ここは地面に足をつけてゆっくりとお願いしたいと思います。

科学の言葉

投稿日:2015.04.30 名前:岡野桂子

キース・J・レイドラーさんの’エネルギーの発見’という本を読んでいました。昨日は、量子についてのお話。途中余談風に ”ジャーナリストや政治家その他の人たちが、自分たちが目覚ましい飛躍をしつつあると思っているときに「量子飛躍」という言葉を使うのが好きであることは実におもしろい。このような「飛躍」は日常生活においてまったく検知することが不可能なもので、まったく予想できない結果を伴っている・・・” と。そして今日、新聞に載った安部首相の米議会演説文の中に「量子的飛躍」という言葉が。キースさんの本は2001年に書かれたもの。それから10数年、安部首相の量子的飛躍はどちらの意味でしょう。日常生活の中で使われる科学の言葉。タイミングの妙にひきずられ、演説内容とは別の方向へと考えが流れてしまいました。

お返事

投稿日:2015.05.07 名前:中村桂子館長

ベッドの中で半分眠りながら聞いていたので、細かな言葉まで気づきませんでした。量子的飛躍という言葉を政治家がお好みということも存じませんでした。具体的には何をさしていたのですか。とってもよいことだと嬉しいのですけれど。

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