生命誌の広場

みなさんからのご意見

研究について

チョウの幼虫は何歳?

投稿日:2017.11.18 ニックネーム:ピッピ

生命誌研究館のみなさまへ

四季は素直なもので、すっかり寒くなりましたね。暦とは不思議なものですね。
今日も質問があり、投稿させていただきます。自宅の庭にてツマグロヒョウモンの生態を調べています。昆虫の専門知識がないのですが、彼らの行動はヒトのような感情が見られることがあり、観察が楽しみになりました。

ツマグロヒョウモンの幼虫を観察する際には、体長を計測しています。今 悩んでいるのが幼虫の「齢」についてです。モンシロチョウなどは、幼虫の体長が〇〇㎝になれば◯齢幼虫、と基準があると思います。しかしツマグロヒョウモンについては齢を定める基準があるのかが分からないのです。私自身、文献の探し方が未熟なせいでしょう。

大阪に行く機会が得られないのが残念です。研究室のプロのみなさんにお聞きして良いものか迷いますが、幼虫の「齢」の見分け方について、意見を聞かせていただけたらと思います。観察の結果は、どこかで発表することを目指しています。

お返事

投稿日:2017.11.20 名前:表現を通して生きものを考えるセクター星野

ツマグロヒョウモンの観察を続けていらっしゃるとのこと、ご自宅のお庭にはチョウが好きなお花や食草があるのですね。
せっかくお問合せいただきましたが、当館にはチョウの幼虫の「齢」について研究する専門家がおりませんため、ご質問にお答えすることが叶わず申し訳ありません。自然史博物館などには詳しい方がいらっしゃる可能性がありますので、お問合せされるのもよいかもしれません。
ところで、先日ピッピさんからお便りいただいた後、食草園にツマグロヒョウモンがやってきました。その時の様子を撮影しましたので、12月上旬にHP内「食草園の毎日」に掲載する予定です。よろしければぜひご覧ください。

コノハムシ

投稿日:2017.09.27 名前:N.Yamashina

橋本さま
 (やや旧聞ですが)以前貴誌(ラボ日記)で「…コノハムシという昆虫は、ジュラ紀の地層にもその化石が見られるということですが、実はジュラ紀に広葉樹は存在しないということで…」という記事を拝見しました(2010)が、最近ネットで「4千7百万年前の堆積物から(出た)コノハムシの最古の化石…」という記述を見かけました('The first fossil leaf insect: 47 million years of specialized cryptic morphology and behavior', "PNAS" January 9, 2007)。「ジュラ紀」は、2億300万年前から1億3500万年前までとのこと、「4千7百万年前」とは大分開きがあります。当該文章の主旨は別として、この件に関しての事実はどちらが正しいのでしょうか?

お返事

投稿日:2017.10.06 名前:表現を通して生きものを考えるセクター平川

平素生命誌研究館をご支援いただきましてありがとうございます。
表現セクターの平川からお返事申し上げます。
季刊「生命誌」86号でコノハムシの紙工作を担当いたしました際にご紹介の論文も含めて、コノハムシの進化について考えました。

ご紹介のPNASの論文は、コノハムシ科に属する昆虫の化石の発見の論文で、4千7百万年前の始新世は、昆虫を餌とする現生の鳥類や哺乳類の多くが現れた時代であり、擬態が進化する環境と言えます。そのころに、現生のコノハムシ科の系統が出現していたことは、生きもの進化と環境の関わりを示している面白い発見です。

一方で、ジュラ紀のコノハムシは、コノハムシを含むナナフシ目の昆虫でコノハムシのような葉状の羽を持っている化石の存在からの推測になります。従って、現生のコノハムシの直接の祖先かどうかまでは、わかりません。しかし、ナナフシ目が環境に応じて、葉のような羽をもつ能力を備えていたことが、現在のコノハムシの出現を裏付けていると考えられます。広葉樹のような植物が出現する以前から持っていたその能力を「前適応」と考えます。

化石は全ての生きものについて見つかるわけではなく、現在の生きものとのつながりも、形態などからの推定になりますが、過去の生きものが、どのような環境でどう生きていたかを含めて考えると生きもの進化の面白さが読み取れるかもしれません。

今後とも、生命誌研究館をよろしくお願いいたします。

これからも蝶を追いかけます

投稿日:2017.09.20 ニックネーム:ピッピ

星野さま

こんにちは。
ヒントや資料を紹介していただき、ありがとうございました。ツマグロヒョウモンが羽化後に飛び立つシーンは何度か撮影をしていますが、赤い体液が出ることまでは知らなかったので驚いてしまいました。赤い色は、イヌや猫には見分けがつかないものだ・・ということを、ある生物学の有名な専門家が言われていました。もしそれが本当なら、昆虫に限らずに体色を調べてみたら面白そうですね。

ツマグロヒョウモンは産卵時に、幼虫に適した食草を間違うことがあります。ドラミングして食草を見分ける様子はなく、地面を歩いて産卵場所を探し、食草の上を歩き回る様子が何度も確認できています。
これからもいろいろな視点から、庭に来る生物を観察してみたいと思います。これからの研究所の皆さんの活動を参考にしたいと思います。楽しみにしています。

蝶の羽化に驚きました!

投稿日:2017.09.12 ニックネーム:ピッピ

生命誌研究館のみなさまへ

いつも生命誌を楽しみに待っています。新しく届いた季刊誌は今日の息子の宿題が終わってからの楽しみにとっておこうと思います。

今日は質問があって投稿しました。
我が家の庭ではツマグロヒョウモンが次々と脱皮、蛹化、羽化を続けています。タチツボスミレは葉が減ってきましたがまだ、メスが産卵にやってきます。そんな中で先日、ツマグロヒョウモンのメスの羽化を確認しました。羽化の進み具合をスマホのタイムラプスで撮影しました。すると、羽化途中に蝶は肛門から赤い液体が3回に分けて落としていました。蝶が飛び立った後に指先で液体に触りますと、さらさらしたものでした。指先が赤く染まるようでした。試しに台所洗剤で指先を洗ってみましたが赤い色はすぐには落ちませんでした。ヨウシュヤマゴボウほどの強い色でした。

蝶の羽化時に肛門から出る体液は何だったのかが気になります。葉っぱの上に落ちた体液を冷凍保存するべきだったかもしれません。貴館にはこのような生態について研究が進んでいると思います。アドバイスをいただけたらと思います。

お返事

投稿日:2017.09.14 名前:表現を通して生きものを考えるセクター星野

いつも季刊誌を楽しみにしてくださりありがとうございます。お庭にツマグロヒョウモンがやってくるのですね。当館のΩ食草園では、今年はまだ見られていませんので、お便りうれしく思いました。
ツマグロヒョウモンなどのチョウは、羽化する時に蛹便や羽化液と呼ばれる体液を排出します。ピッピさんがご覧になった液体はこの体液ではないでしょうか。成虫にとって必要のない体液を排出することで、からだを軽くし飛びやすくなるようです。
当館の「チョウが食草を見分けるしくみを探るラボ」では、食草とチョウの進化の関係を研究しています。チョウについてご関心がありましたら、ぜひ研究室のページをのぞいてみてください。

ヒントをありがとうございます

投稿日:2017.07.08 ニックネーム:エンドセラス

川名さま

ヒントになる先行研究を紹介してくださり、ありがとうございます。Google scalarにて先行研究をチェックしましたが、キジについて調べている方はいませんでした。

キジに限らず、鳥たちはどんなことを思いながら生きているのかを意識しながら論文を読ませていただきました。すてきな文章で、非常に参考になりました。ありがとうございます。
大まかに言ってみると、私たちの祖先も鳥でしたね。
レイチェル・カーソンの著書「センス・オブ・ワンダー」を読みながら、調べていきたいと思います。また質問させてください。よろしくお願いします。

お返事

投稿日:2017.07.13 名前:表現を通して生きものを考えるセクター川名

「生きている」を考える入り口はさまざまな所にあるなと日々、実感しています。また是非書き込んでください。

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