生命誌の広場

みなさんからのご意見

研究について

手相は手に刻まれた”人間誌”について

投稿日:2017.05.18 ニックネーム:doushin

はじめまして。
中村先生の「生命誌とは何か」に興味を持って読ませていただきました。
読むきっかけは、現代の生命科学は生物のハード面ばかりの学説でしたが、「生命誌」の研究では、「人間の生き方、特に生きもの一つとしてのヒトを踏まえた生き方が大事です。」と説かれています。人の心「ソフト」の面からも捕えた、生きカを考え、暮らしやすい社会を作ることについて、生命誌という一つの切り口から、多くの方々の考えを出して頂きたいと述べられています。
 そこで、私の人生体験から得た、「手相は占いツールでは無く、個人の生き方が刻まれた“人間誌”である」を提案したいと思います。(体験別紙送付可能)
 また、日常と学問を結ぶ、手相の発生メカニズムを究明する、研究をお願
したいと思います。究明されれば、人口知能の知恵としての活用が期待されます。

(提案理由)
(1)アインシュタインは「手相が未来の“生命学”の一種に発展するかも知れない」と述べています。
(2)仏像には「手相」が刻まれており、仏教の教え「仏性の生き方実践」に より、高貴の方の手相が刻まれることを諭しています。古代の人々も、健康で、苦のない人生の生き方を模索していたと推察。        
(3)歴史上や現代社会に於ける成功者の手相例が、手相関連の本やインターネットで紹介されています。                           (4)脳と手相相関の関連付けをし、上記の統計を行い、鑑定ツールとして  利用し、悩みや人生相談等個人の生き方を指導しています。                  

 さらに、遺伝子学専門の村上和雄教授の唱える遺伝子オンの生き方を経験してみますと、正に人生奇跡に沢山出会えます。セレンディピティやシンクロシ二ティ現象が起こっていると感じます。又、科学と魂 双方の考え方が分かり、自分で経験したことが学問として顕在化していることが分かると感動します。「学問なき経験は、経験なき学問に優る」を体験しています。そして好奇心と新たなものへ挑戦している過程は、生き甲斐の源に繋がっています。
 手相鑑定結果通りの思考です。できれば研究に協力をしたいと思います。以上、宜しくお願い致します。

お返事

投稿日:2017.05.22 名前:中村桂子館長

生命誌に関心をお持ちいただきありがとうございます。「人間は生きもの」というところから出発していますので、どの分野の方とも重なることは確かです。とはいえ、それはあまりにもさまざまで、すべてに眼を向けることは難しいというのが、正直なところです。というわけで、「手相」はまだ手の届くところにないというのが実情です。やるべきことがたくさんあるのに研究は簡単には進まないことを実感しながら今やれることからコツコツやりたいと思っています。御賢察下さい。

『生命誌とは何か』についての質問

投稿日:2017.05.05 ニックネーム:生命誌ビギナー

はじめまして。
中村先生の著書、『生命誌とは何か』を読ませて頂きました。
生命誌ビギナーの私にとって、目から鱗の情報ばかりで、とても勉強になりました。その内容の中で、一つ、質問をさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
第4章ーゲノムを単位にするーp.78のところで
「あなたのゲノムには、生命誕生以来の長い歴史(三八億年以上とされる)が書き込まれているのです。」と書かれています。
これは、自分の中にあるゲノムには、バクテリア→魚類→両生類→哺乳類と、環境に適応するために幾度となく進化した"情報"がすべて残されている、と理解して間違いないのでしょうか?

初歩的な質問で申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。

お返事

投稿日:2017.05.09 名前:中村桂子館長

『生命誌とは何か』をお読み下さったとのことありがとうございます。
「私たちのゲノムには三八億年の歴史が書き込まれている」という意味は、おっしゃる通りこれまでの進化の歴史が入っており、それは時にバクテリア、時に魚、時にカエルと共通するものであるということです。現存するすべての生きものはそれぞれ三八億年の歴史があり、人間だけではありません。バクテリアにはバクテリアの三八億年、カエルにはカエルの三八億年が入っています。ゲノムを比べると、表だけから見ていたのではわからないお互い共通するところ、違うところが見えてきて面白いのです。

てんとうむしは好きですか

投稿日:2017.04.24 ニックネーム:おりさん

こんにちは。
毎号の季刊誌を楽しみにしています。今までなら気にも止めなかった事柄が記載された冊子は楽しく読んでいます。生命に想いを注ぎ、育児や家事の日々を一時忘れられるのが季刊誌の魅力だと思います。

私は、ある学芸員さんとの縁があり、てんとうむしの卵や幼虫や蛹、その個体の羽化を現在、家庭の庭で調べています。計測に誤差が生じることを最小限に抑えるよう工夫しながら、屋外での温湿度計測をしながらの観察や記録になります。ただし予算が取れないので、最新の計測器などを複数用意することはできません。はずかしいことですが、急に決まったことなので、てんとうむしがどんな生きものなのか、私には基本的な知識がありません。グーグルスカラーで論文を読む必要もありますが、まずは、てんとうむしがどんな昆虫なのかを知りたいと思います。みなさまの経験をきかせてください。どんな方法で調べたら、適当な情報が得られるのでしょうか。よろしくお願いいたします。

お返事

投稿日:2017.05.17 名前:表現を通して生きものを考えるセクター 川名

書き込みありがとうございます!
お返事が遅くなってしまいすみません。
季刊生命誌が日常の中で「生きている」見つめるきっかけになっているとのこと、とても嬉しく思います。14センチのカードにいかに、メッセージを込めるか編集部では日々、試行錯誤をくりかえしながら制作しています。季刊誌のご感想またお寄せいただけると幸いです。

てんとう虫、私も好きです! 専門的なことはお答えしかねるのですが、私は以前にてんとう虫の防御液からDNAが採取できるかを調べた研究の話を聞いたことがあります。てんとう虫を殺さずに解析する方法をと考えての取り組みでした。それからつい昨日、東大と九州大学のチームがてんとう虫の羽を折り畳むしくみを解明したとニュースになっていました。身近な小さな生きものから面白い観察ができるとよいですね。また、広場に書き込んでください。

進化研究について

投稿日:2015.12.15 ニックネーム:ドラゴンファイト

『智恵の樹/F・バレラ&マテゥラーナ著』の中に、「・・進化は<放浪への衝動>を持った彫刻家にどこか似ている。彼は世界中を転々としながら、こちらで糸を、あちらで木材を集め、それらの部品の構造と環境条件とが許すままに、それらを結合させる。そうして、彼が放浪を重ねるにつれて、複雑な形態が産み出されることになるのだ。」とありますが、個を極限まで自己拡大しようとする芸術家は内側から自分の世界を構築します。今、必要なのは、そんな芸術家の世界(=生命誌の世界観)なのではないでしょうか?「人間のように豊かで巨大なシステムを持った有機体においては、その相互作用の領域は、構造的カップリング(相補性)の新しい次元を許すことによって、新しい現象群への道を拓いている。人間(詩人)では、これが<言語>と<自意識>へと向かったのだ。それこそぼくらが探求する領域だ。・・」せっかく、『智恵の樹/F・バレラ著』のような命がけの著作(チリの政治的圧政下の中生まれた。)があるのですから、ユングの深層心理学的なヴィジョンを持つ芸術家と連動しながら、これに忠実な研究というのはできないものでしょうか?具体的なアイデアは持っています。

お返事

投稿日:2015.12.16 名前:中村桂子館長

バレラ・マトゥラーナは「自己創出する生命」(ちくま学芸文庫)という生命誌の出発点となる本を書いた時、いろいろ教えられました。「進化が放浪への衝動を持った彫刻家にどこか似ている」というフレーズは今覚えていないのですが、実感はあります。次回の「ちょっと一言」に書いたのですが、今生命誌についての考えを整理する時間が必要ですので、それを経て考えたいと思います。

憲法と蛋白質機能

投稿日:2015.09.23 名前:鈴木節士

最近、安保法制の成立が大きな問題になり、憲法学者のみならず、自然科学を含め多くの分野の学者が反対の声をあげています。改めて日本国憲法を読むと、憲法と言う法体系はよくできていることに感銘を受けました。私は若いときに蛋白質の機能の研究に関与したものですが、憲法は機能性蛋白質とよく類似していると感じています。機能性蛋白質にはアロステリック部位があり、この部位にリガンドやアンタゴニストが結合したり、変異を受けると、蛋白質全体の立体構造が変化して、細胞情報伝達機能や、触媒機能が大きな影響を受けます。日本国憲法の第9条がちょうど蛋白質のアロステリック部位に相当するように思います。今回のように政府が憲法第9条の解釈を変えると、憲法条文にある他の重要部分、基本的人権とか、主権在民とか、三権分立とかの憲法を支える基本部分が揺らぐか、あるいは機能不全に陥ることを感じます。中村先生のお考えをお聞かせ頂ければ幸いに存じます。

お返事

投稿日:2015.09.29 名前:中村桂子館長

御自身のお仕事とつなげて考えることを楽しんでいらっしゃる御様子がわかります。お仕事を好きでいらっしゃるからでしょう。それはともかく、憲法の基本は勝手に変えず、子どもの頃習ったことを大切にしていきたいと思っています。基本的人権、主権在民など大人になると日常考えないままに過します。それですめば一番幸せなのかもしれませんが、考える必要がある時は、原点に戻って考えることだと最近の動きの中で感じています。小学校・中学校で教えられたことを忘れずにと。

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