自宅の周辺1キロメートル四方が吉川先生のフィールドです。フィールドのまわりは新興住宅街と高等学校に囲まれています。もとは千里丘陵の一部で緑豊かな自然でした。1970年の万博博覧会を契機に、経済の高度成長に刺激されて開発され、自然のごく一部が緑の帯のように残されています。これをオアシスと名付けられました。
吉川先生はこの場所に10年間通い、蝶の観察を行っています。吉川先生の生きものを「愛づる」こころがこの図鑑にはあふれています。ぜひご覧ください。
今回はBRHの生命誌の広がりでその一部をご紹介します。
目次
1. 蝶の観察場所の紹介 |
2. 豊中市千里緑丘の蝶の図鑑 |
3. オアシスの四季を彩る蝶たち |
4. 都会の中のオアシスの特徴 |