同じ種の生きものの中に異なる見た目をもつものが、ある割合で現れることがあります。このような違いを表現型といい、もっている遺伝子の組み合わせで変わります。ゲノムのある領域に並ぶいくつかの遺伝子が一緒にはたらき表現型を変えるとき、その領域を「超遺伝子」と呼びます。「超遺伝子」が見せるさまざまな表現型の違いを紙工作で比べてみましょう。
ガラパゴスフィンチ
ダーウィンが進化を着想したガラパゴス諸島の小鳥、フィンチのクチバシは食べ物の種類にあわせて進化しました。地上性のガラパゴスフィンチは、主に地面にいて種子を餌とします。火山島で植物に乏しいガラパゴス諸島では、餌を得やすいクチバシの形をもつかどうかに生き残りがかかります。クチバシの形を決める「超遺伝子」の組み合わせが生み出した3種のガラパゴスフィンチを作り、餌の種とクチバシを比べてみましょう。フィンチの進化は今も続いています。
(A4・普通紙に印刷)
オオガラパゴスフィンチ
組み立て説明書と展開図の
ダウンロードはこちら
(A4・厚紙に印刷)
ガラパゴスフィンチ
組み立て説明書と展開図の
ダウンロードはこちら
(A4・厚紙に印刷)
コガラパゴスフィンチ
組み立て説明書と展開図の
ダウンロードはこちら
(A4・厚紙に印刷)
ご利用について
- PDFデータをダウンロードし、ご家庭でプリントアウトして組み立ててください。
(ご利用にはAdobe Reader(無料ソフト)が必要です。) - 展開図は、A4サイズのやや厚めの紙(厚さ0.23ミリ/ハガキ程度)にプリントアウトしてください。各メーカーから販売されている「フォトマット紙」や「ペーパークラフト専用紙」がおすすめです。また、質感のある紙にプリントすると、独特の雰囲気を楽しむことができます。
- プリントする際は、用紙に合った高画質モードで、「用紙サイズに合わせる」ではなく、「実際のサイズ」でプリントしてください。