季刊「生命誌」は音楽などの文化を最新の科学と同居させ、新しい知の表現を試みる冊子として、開館と同時に創刊しました。
2019年に100号を迎え、記事数は800を越えます。生命誌の本棚を巡る気持ちで自由に記事を行き来してみてください。
検索結果を表示しています。(799 件の記事が該当しました)
TALK
芸術と科学の蜜月を再び
石原あえか × 中村桂子
東京生まれ。ドイツ・ケルン大学博士(PhD)。慶應義塾大学商学部教授を経て、2012年より東京大学大学院総合文化研究科准教授。ヤーコプ・ヴィルヘルム・グリム奨励賞、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞などを受賞。ドイツ語著作・論文と並行して、日本語著書に『科学する詩人 ゲーテ』(サントリー学芸賞)ほか。新刊に『ドクトルたちの奮闘記』。
RESEARCH
女王を育むロイヤラクチン
鎌倉昌樹
1996年京都大学大学院農学研究科修了。天野製薬株式会社研究員、ポーラ化成工業株式会社研究員を経て、2008年より富山県立大学工学部生物工学センターおよび生物工学科講師。
RESEARCH
多様は戦略の柔軟性から
石井 博
2001年東北大学大学院理学研究科にて博士過程修了。博士(理学)。北海道大学大学院ポスドク研究員、カルガリー大学(カナダ)海外特別研究員、東京大学COE研究員などを経て、2008年より富山大学理工学研究部(理学)准教授。
SCIENTIST LIBRARY
化学で生命現象をつなぎ、人をつなぐ
磯貝 彰
1942年
東京都生まれ
1964年
東京大学農学部農芸化学科卒業
1964年
森永製菓株式会社製菓研究所
1970年
東京大学農学部助手
1980年
東京大学農学部助教授
1994年
奈良先端科学技術大学院大学
バイオサイエンス研究科教授
1997年
東京大学大学院理学研究科教授併任
(1998年まで)
1998年
奈良先端科学技術大学院大学
バイオサイエンス研究科研究科長
(2000年まで)
2004年
奈良先端科学技術大学院大学
バイオサイエンス研究科研究科長
(2005年まで)
2005年
奈良先端科学技術大学院大学理事・副学長
(2007年まで)
2007年
奈良先端科学技術大学院大学名誉教授
2007年
奈良先端科学技術大学院大学特任教授
2009年
奈良先端科学技術大学院大学学長
キーワード
TALK
偶然を必然に変える場所
隈 研吾 × 中村桂子
1954年神奈川県生まれ。東京大学大学院建築学専攻終了。コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員、慶應義塾大学理工学部教授などを経て、2009年より東京大学教授。隈研吾建築都市設計事務所代表。著書に『負ける建築』『自然な建築』『場所原論』ほか多数。
RESEARCH
不規則な収納が生む自由
前島一博
1999年大阪大学大学院博士課程修了。博士(医学)。ジュネーヴ大学ポスドク研究員、理化学研究所専任研究員を経て、2009年より国立遺伝学研究所・構造遺伝学研究センター教授。
RESEARCH
柔軟に変わる海馬の回路
池谷裕二
1998 年東京大学大学院薬学系研究科にて博士号を取得。コロンビア大学客員研究員、JSTさきがけ研究員などを経て、東京大学大学院薬学系研究科准教授。同大学総合文化研究科連携准教授。
SCIENTIST LIBRARY
魚と歩んだ生殖生物学
長濱 嘉孝
1942年
北海道生まれ
1966年
北海道大学水産学部増殖学科卒業
1971年
同大学院博士課程修了
1972年
カリフォルニア大学バークレー校動物学科博士研究員
1974年
ブリティッシュコロンビア大学動物学科博士研究員
1977年
生物科学総合研究機構基礎生物学研究所助教授
1986年
岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所教授
2004年
基礎生物学研究所副所長
2008年
基礎生物学研究所特任教授
2011年
愛媛大学社会連携推進機構南予水産研究センター教授
TALK
数学の眼で人間のものの見方を解く
杉原厚吉 × 中村桂子
1948年岐阜県生まれ。東京大学大学院工学系研究科計数工学専門課程修士課程修了。名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻教授などを経て、現在、明治大学大学院先端数理科学研究科特任教授。工学博士。専門は数理工学、とくに計算幾何学。著書に『エッシャー・マジック』『形と動きの数理』『へんな立体』ほか多数。
RESEARCH
ロバスト性を支える機構を解明する
森 浩禎
1985年京都大学理学研究科修了後、熊本大学医学部助手、 京都大学ウイルス研究所助手を経て、1996年より奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科教授。理学博士。
RESEARCH
ハエの消化管から見る左右非対称な形づくり
前田礼男
2007年東京理科大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。現在同大学基礎工学部生物工学科助教。ショウジョウバエを用いて左右非対称性形成のメカニズムを研究している。
SCIENTIST LIBRARY
初登頂の精神で心の進化を見つめる
松沢哲郎
1950年
愛媛県生まれ
1969年
京都大学入学
1974年
京都大学文学部哲学科卒業
同大学院文学研究科入学
1976年
京都大学霊長類研究所助手
1987年
京都大学霊長類研究所助教授
1992年
京都大学霊長類研究所教授
2006年
京都大学霊長類研究所所長
1991年
秩父宮記念学術賞
1996年
中山賞特別賞
1998年
日本心理学会研究奨励賞
生命誌の広がり
第4弾 虫愛づる心から
大澤省三 吉川寛
生命誌研究を大きく展開されたお二人の近況です。まず大澤省三先生は、研究館設立時「オサムシの進化をDNAから探る」研究の中核となり生命誌の概念をみごとに具体化されました。世界中のアマチュアをまきこみ、大陸移動と生物進化の重なりから自然を見る研究の先鞭をつけました。そこから生まれた静と動の進化は魅力あるアイデアです。最近、研究人生を振り返った長編記録「虫から始まり虫で終わる~昆虫採集から分子生物学へ」を発表されました。是非お読み下さい。
そして吉川寛先生。2001年に始めたアゲハチョウ産卵の際の食草確認のしくみ探索が、遺伝子の特定から、細胞、器官、個体の行動までを結ぶ成果となり、注目を浴びました。「チョウが食草を見分けるしくみを探る」ラボで更に深めていきます。ここでご紹介するのは、ラボでの仕事と同時に始めた「都会のオアシス蝶図鑑」です。自宅近くで撮り続けた蝶の生態写真と観察記録の10年を楽しんで下さい。お二人共まさに「虫愛づる人」です。「都会の中の蝶のオアシス」へ。
TALK
心ゆさぶる生き方を追い求めて
阿形清和 × 中村桂子
1954年大阪生まれ、東京育ち。京都大学大学院理学研究科生物物理学教室卒業。大学院時代に岡田節人研究室で薫陶を受ける。基礎生物学研究所助手、姫路工業大学(現兵庫県立大学)助教授、岡山大学理学部教授、理研CDBグループディレクターを経て、現在、京都大学大学院理学研究科生物物理学教室教授。専門はプラナリアやイモリを用いた再生研究。1994年より矢野スポーツクラブのサッカー監督。
RESEARCH
手足の形づくりに見る普遍と多様
田村宏治
1993年東北大学理学部大学院博士課程修了。博士(理学)。東北大学大学院理学研究科助手、米国ソーク研究所ポスドク、1999年より東北大学大学院理学研究科助教授、生命科学研究科助教授を経て、2007年より同大学院教授。
RESEARCH
被子植物の繁栄を支える重複受精の瞬間を見る
東山哲也
1999年東京大学大学院理学系研究科修了(理学博士)。同大大学院理学系研究科助手を経て、2007年より名古屋大学大学院理学研究科教授。ERATO東山ライブホロニクスプロジェクトを主催、植物の受精システムを生きたままの細胞を捉える手法から研究している。
キーワード
SCIENTIST LIBRARY
シロイヌナズナで花開いた分子遺伝学
岡田清孝
1948年
大阪府生まれ
1973年
京都大学大学院理学研究科修士課程修了
1975年
東京大学理学部生物化学教室助手
1982年
ハーバード大学生化学教室研究員
1986年
岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助手
1989年
岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助教授
1995年
京都大学大学院理学研究科植物学教室教授
2000年
理化学研究所植物科学研究
センターグループディレクター兼任
2007年
自然科学研究機構基礎生物学研究所所長
TALK
短歌と科学、定型の中に生まれる遊び
永田和宏 × 中村桂子
1947年滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。後に結婚する河野裕子らと共に大学時代から本格的に短歌を始め、高安国世氏に師事。森永乳業に就職後、京都大学胸部疾患研究所で市川康夫氏に細胞生物学を師事。米国NIHに留学しコラーゲン特異的分子シャペロンを発見する。京都大学再生医科学研究所教授を経て、京都産業大学総合生命科学部教授・学部長。現在、宮中歌会始詠進歌選者を務める。
RESEARCH
カイメンの幹細胞から見る多細胞化の始まり
船山典子
1993年東京大学博士課程修了。博士(医学)。米国Gumbiner研究室でポスドク、北里大学理学部助教を経て、2006年より京都大学大学院理学研究科准教授。カワカイメンの幹細胞システム、骨片骨格形成過程などを細胞・分子レベルで研究している。
キーワード
RESEARCH
小鳥がさえずるとき脳内では何が起こっている?
和多和宏
2003年東京医科歯科大学大学院修了(医学博士)。米国デューク大学医療センター神経生物部門リサーチアソシエイト、北海道大学大学院先端生命科学研究院准教授を経て、2011年より同大学理学研究院准教授。
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2024年
あなたがいて「わたし」がいる
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2023年
生きものの時間2
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2022年
生きものの時間
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2021年
自然に開かれた窓を通して
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2020年
生きもののつながりの中の人間
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2019年
わたしの今いるところ、そしてこれから
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2018年
容いれる・ゆるす
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2017年
和なごむ・やわらぐ・あえる・のどまる
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2016年
ゆらぐ
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2015年
つむぐ
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2014年
うつる
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2013年
ひらく
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2012年
変わる
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2011年
遊ぶ
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2010年
編む
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2009年
めぐる
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2008年
続く
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2007年
生る
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2006年
関わる
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2005年
観る
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2004年
「語る」 「語る科学」
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2003年
「愛づる」 「時」
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2002年
人間ってなに?
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2001年
「生きものが作ってきた地球環境」ほか
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2000年
「骨と形 — 骨ってこんなに変わるもの?」ほか
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1999年
「化学物質でつながる昆虫社会」ほか
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1998年
「刺胞動物を探る サンゴの一風変わった進化」ほか
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1997年
「花が咲くということ」ほか
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1996年
「ゲーリング博士が語る 目の進化の物語」ほか
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1995年
「生き物が語る「生き物」の物語」ほか
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1994年
「サイエンティフィック・イラストレーションの世界」ほか
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1993年
「生き物さまざまな表現」ほか
季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。
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動詞で考える生命誌
生命誌では生きものの本質を知る切り口となる動詞を探し、毎年活動のテーマとしてきました。これらの動詞を出発点として記事を巡る表現です。生命誌の活動の広がりと、独自の視点でのつながりが見えます。
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生命誌の世界観
科学、哲学、美術、文学など多様な分野の記事を「生命誌の世界観」の上に置き、統合する表現です。「生きている」をさまざまな視点から見つめてみませんか。
- PC閲覧専用コンテンツです。
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生命研究のあゆみ
日本の生命研究の基礎をつくった研究者が自らの人生を語るインタビュー記事(Scientist Library)を総合する表現です。先生方の研究人生と、分子生物学誕生からの生命研究のあゆみを重ねた年表から記事が読めます。
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