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TALK
東北から明日の神話をつくる
赤坂憲雄 × 中村桂子
1953年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。東北芸術工科大学教授、同大学東北文化研究センター所長を経て、現在、学習院大学教授。福島県立博物館館長。遠野文化研究センター所長。専門は民俗学、日本文化論。主著に『異人論序説』、『東北学/忘れられた東北』、『岡本太郎という思想』、『震災考』ほか多数。

RESEARCH
性染色体の融合と種の分化
北野潤
2002年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。京都大学大学院生命科学研究科認知情報学講座研修員、同講座助手、米国フレッドハッチンソン癌研究所ポスドク研究員、東北大学大学院生命科学研究科生物多様性進化分野助教を経て、2011年より国立遺伝学研究所新分野創造センター生態遺伝学研究室特任准教授。

RESEARCH
脳の情報処理とまばたきの関係を見る
中野珠実
1999年東京大学大学教育学部卒業後、一般企業に就職。2009年同大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。順天堂大学 助教を経て2012年より大阪大学生命機能研究科ダイナミックブレインネットワーク研究室准教授。

FROM BRH
生きもの愛づる人びとの物語り2
生きもの愛づる人びとの物語り2
研究と表現の両輪による活動を続けて20年、明確なまとまりが見えてきました。これをどのように生かし、どう展開するか。次の10年に向けて考えています。よい提案がありましたら是非。

SCIENTIST LIBRARY
葉緑体からゲノム時代をひらいて
杉浦昌弘
1936年
愛知県岡崎市生まれ
1960年
名古屋大学理学部生物学科卒業
1960年
名古屋大学大学院理学研究科入学(63年休学、66年退学)
1963年
イリノイ大学植物学部 研究員
1965年
カリフォルニア大学サンディエゴ校生物学部 研究員
1966年
広島大学原爆放射線医学研究所生化学部門 助手
1968年
京都大学化学研究所分子生物学部門 助手
1972年
国立遺伝学研究所分子遺伝部 室長
1978年
同 微生物保存研究室 室長(併任)
1982年
名古屋大学理学部 教授
1984年
同 遺伝子実験施設 教授
1986年
同 遺伝子実験施設 施設長(併任)
1993年
東京大学大学院理学系研究科 教授(併任、97年3月まで)
2000年
名古屋市立大学 大学院システム自然科学研究科 初代研究科長
2005年
椙山女学園 椙山人間学研究センター 客員研究員
2010年
名古屋大学 特別教授
1987年
遺伝学振興会 1986年度「遺伝学奨励賞」
1991年
ドイツ・レオポルディナ自然科学アカデミー 「メンデル・メダル」
1995年
国際細胞共生学会 「ミーシャ・イシダ賞」
1997年
中日新聞社 「中日文化賞」
1997年
日本遺伝学会 「木原賞」
1998年
東海テレビ 「東海テレビ文化賞」
2004年
日本植物生理学会 第1回「日本植物生理学会賞」
2007年
内閣総理大臣 第1回「みどりの学術賞」
2009年
文化功労者顕彰
2011年
瑞宝重光章
2014年
愛知県幸田町 名誉町民

TALK
新しい知のあり方を求めて
西川伸一 × 中村桂子
1948年滋賀県生まれ。京都大学医学部卒業。医学博士。熊本大学医学部形態発生部門教授、京都大学医学研究科分子遺伝学部門教授、理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 副センター長を経て、2013年よりNPO法人 オール・アバウト・サイエンス・ジャパン (AASJ) 代表理事、JT生命誌研究館顧問。

RESEARCH
エンベロープタンパク質が結ぶ母と子の絆
宮沢孝幸
1990年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程獣医学専攻修了。博士(獣医学)。
英国ロンドン大学名誉研究員、日本科学技術振興事業団さきがけ21研究員、帯広畜産大学畜産学部獣医学科助教授などを経て、2009年より京都大学ウイルス研究所細胞生物学研究部門(信号伝達学研究分野)准教授。2013年より同研究所進化ウイルス研究領域准教授を兼任。

RESEARCH
ボルネオ熱帯雨林の 一斉開花の要因を探る
竹内やよい
2006年京都大学理学研究科生物科学専攻博士課程修了。総合地球環境学研究所・プロジェクト研究員、日本学術振興会 特別研究員、総合研究大学院大学・特別研究員を経て2013年より国立環境研究所生物生態系環境研究センター研究員。
キーワード

SCIENTIST LIBRARY
プロテアソームの発見から生命科学の中枢へ
田中啓二
1949年
徳島県生まれ
1968年
徳島県城北高等学校卒業
1972年
徳島大学医学部栄養学科卒業
1976年
徳島大学附属酵素研究施設・助手
1980年
医学博士取得
1981年
米国ハーバード大学医学部生理学部門研究員(〜1983年)
1995年
徳島大学酵素科学研究センター・助教授
1996年
(財)東京都医学研究機構東京臨床医学総合研究所分子腫瘍学研究部門・部長
1998年
東京大学大学院新領域創成科学研究科連携講座教授
2002年
(財)東京都医学研究機構東京都臨床医学総合研究所・副所長
2006年
(財)東京都医学研究機構東京都臨床医学総合研究所・所長代行
2011年
(財)東京都医学総合研究所・所長 / 日本学術会議会員
2012年
(公財)東京都医学総合研究所・所長
1988年
日本生化学会奨励賞
2003年
内藤記念科学振興賞
2004年
上原賞
朝日賞
2005年
東京スピリット賞
2007年
東レ科学技術賞
2009年
武田医学賞
ナイスステップ研究者賞
2010年
日本学士院賞
徳島新聞賞
徳島大学栄誉賞
2011年
日本内分泌学会マイスター賞
慶応医学賞

GREETING
科学であり芸術である作品づくりを求める源流と展開
中村桂子
小さな生きものたちが語る物語りを読みとり、それをさまざまな形で表現しながら、生きているとはどういうことだろうと考え続けているうちに早や20年がたちました。

TALK
歴史と関係の中で変わる言葉と生きもの
山口仲美 × 中村桂子
1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士。現在、明治大学 国際日本学部教授。専門は日本語史とくに擬音語・擬態語の歴史。著書に『犬は「びよ」と鳴いていた』、『日本語の歴史』、『ちんちん千鳥のなく声は』、『日本語の古典』ほか多数。

SCIENTIST LIBRARY
生命を分子の言葉で語るために
利根川進
マサチューセッツ工科大学(MIT)ピカワ学習記憶研究所 教授 / 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター センター長 / 理研-MIT神経回路遺伝学研究センター センター長 / ハワードヒューズ医学研究所 主任研究者

TALK
名付ける科学と語る科学
中沢新一 × 中村桂子
1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、明治大学野生の科学研究所所長。人類学者・思想家。著書に『チベットのモーツァルト』『雪片曲線論』『森のバロック』『フィロソフィア・ヤポニカ』『カイエ・ソバージュ』『アースダイバー』『芸術人類学』『日本の大転換』『野生の科学』ほか多数。

RESEARCH
細胞膜の過剰生産が起こす細胞分裂
川合良和
2003年奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)バイオサイエンス研究科博士課程修了。博士(バイオサイエンス)。NAISTポスドク研究員を経て、2006年よりニューキャッスル大学(英国)医学部(Centre for Bacterial Cell Biology)上級研究員(ポスドク)。
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RESEARCH
尾を非自己と見なすカエルの免疫系
井筒ゆみ
1988年東京都立大学理学部生物学科卒業。1993年広島大学大学院理学研究科修了。博士(理学)。JSPS(日本学術振興会)特別研究員、北海道大学免疫科学研究所助手、新潟大学大学院自然科学研究科助手などを経て2006年より同大学理学部生物学科助教。現在、准教授。

SCIENTIST LIBRARY
分子、生体、人間、そして創薬へ
成宮 周
1949年
滋賀県愛知郡生まれ
1967年
滋賀県立彦根東高等学校卒業
1973年
京都大学医学部卒業
1979年
京都大学大学院医学研究科博士課程修了 / 英国ウェルカム研究所研究員
1981年
京都大学医学部医化学第一講座助手
1988年
京都大学薬理学第一講座助教授
1992年
京都大学薬理学第二講座教授
1995年
京都大学大学院医学研究科神経細胞薬理学講座教授(〜平成25年3月)
2004年
京都大学医学研究科長・医学部長(〜平成19年9月)
2007年
京都大学「次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点」(AK プロジェクト)拠点執行責任者
2008年
京都大学グローバルCOE「生命原理の解明を基盤とする医学研究・教育拠点」拠点リーダー(〜平成25年3月)
2011年
京都大学医化学研究科メディカルイノベーションセンター長
1998年
大阪科学賞
1999年
武田医学賞
エルウィン・フォン・ベルツ賞
2000年
ジョバンニ・ロレンツィーニ財団ゴールド・メダル
2002年
上原賞
2005年
紫綬褒章
2006年
恩賜賞・日本学士院賞
2008年
ユリシーズメダル(ダブリン大学)
2009年
Inframmation Reserch Lifetime Achievement Award(国際炎症学会連合)
2011年
岡本国際賞
2012年
日本薬理学会 江橋節郎賞

TALK
多彩な暮らしが織りなす世界
関野吉晴 × 中村桂子
1949年東京生まれ。一橋大学在学中に同大探検部を創設しアマゾン川全域を下る。南米からアフリカへ人類拡散の行程を遡る〈グレートジャーニー〉を踏破(1993年-2002年)。2002年武蔵野美術大学教授(文化人類学)。〈新グレートジャーニー〉では日本列島にやって来た人々の3ルートを踏破(2004年-2011年)。

RESEARCH
脳の性差をつくるしくみを探る
伊藤弘樹
1992年 北海道大学大学院理学研究科 修了。博士(理学)。科学技術振興機構 ERATO研究員、同 CREST研究員、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター 研究員を経て、2007年より東北大学大学院生命科学研究科 研究員。

RESEARCH
水圏生態系を支えるミクロな食物連
柏山祐一郎
2007年東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。海洋研究開発機構JSPS特別研究員、筑波大学JSPS特別研究員、立命館大学グローバル・イノベーション研究機構のポスドク研究員、JSTさきがけ研究者(専任)を経て2013年より福井工業大学工学部環境生命化学科講師およびJSTさきがけ研究者(兼任)。

SCIENTIST LIBRARY
転写制御によって開かれる発生のプログラムを探して
近藤寿人
1949年
福岡県福岡市生まれ
1967年
福岡県立福岡高等学校卒業
1971年
京都大学理学部卒業
1976年
京都大学理学研究科生物物理学専攻修了(理学博士)
米国・ウイスコンシン大学生化学教室研究員
1978年
京都大学理学部助手
1987年
京都大学理学部助教授
1988年
名古屋大学理学部教授
1993年
大阪大学細胞生体工学センター教授
1998年
大阪大学細胞生体工学センターセンター長
2002年
大阪大学大学院生命機能研究科教授
2006年
大阪大学大学院生命機能研究科研究科長
2013年
大阪大学大学院生命機能研究科特任教授
キーワード
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2024年
あなたがいて「わたし」がいる
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2023年
生きものの時間2
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2022年
生きものの時間
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2021年
自然に開かれた窓を通して
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2020年
生きもののつながりの中の人間
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2019年
わたしの今いるところ、そしてこれから
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2018年
容いれる・ゆるす
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2017年
和なごむ・やわらぐ・あえる・のどまる
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2016年
ゆらぐ
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2015年
つむぐ
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2014年
うつる
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2013年
ひらく
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2012年
変わる
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2011年
遊ぶ
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2010年
編む
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2009年
めぐる
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2008年
続く
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2007年
生る
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2006年
関わる
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2005年
観る
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2004年
「語る」 「語る科学」
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2003年
「愛づる」 「時」
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2002年
人間ってなに?
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2001年
「生きものが作ってきた地球環境」ほか
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2000年
「骨と形 — 骨ってこんなに変わるもの?」ほか
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1999年
「化学物質でつながる昆虫社会」ほか
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1998年
「刺胞動物を探る サンゴの一風変わった進化」ほか
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1997年
「花が咲くということ」ほか
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1996年
「ゲーリング博士が語る 目の進化の物語」ほか
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1995年
「生き物が語る「生き物」の物語」ほか
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1994年
「サイエンティフィック・イラストレーションの世界」ほか
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1993年
「生き物さまざまな表現」ほか
季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。
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動詞で考える生命誌
生命誌では生きものの本質を知る切り口となる動詞を探し、毎年活動のテーマとしてきました。これらの動詞を出発点として記事を巡る表現です。生命誌の活動の広がりと、独自の視点でのつながりが見えます。
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生命誌の世界観
科学、哲学、美術、文学など多様な分野の記事を「生命誌の世界観」の上に置き、統合する表現です。「生きている」をさまざまな視点から見つめてみませんか。
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生命研究のあゆみ
日本の生命研究の基礎をつくった研究者が自らの人生を語るインタビュー記事(Scientist Library)を総合する表現です。先生方の研究人生と、分子生物学誕生からの生命研究のあゆみを重ねた年表から記事が読めます。
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