エラ呼吸から肺呼吸へ、ヒレから脚へ。
その変化の過程を想像させてくれる肺魚は意外にも愛嬌者です。
2003〜 1F展示ホール
肺魚は、名前の通り肺をもち、私たちと同じように空気呼吸をします。およそ4億1千万年前の海に現れ、たくさんの種類がいたのですが、現在ではオーストラリアに1種、南米に1種、アフリカに4種の計6種しかいません。研究館では、オーストラリア肺魚(Neoceratodus forsteri)、アフリカ肺魚(Protopterus annectens) の2種類を並べています。魚の形をしていますが、私たち四足動物に近い仲間です。陸を目指した足を想像させるヒレや呼吸をする様子をじっくりご覧ください。
みどころ01
オーストラリア肺魚(愛称アボカド)
肉厚なヒレで体を支える。わたしたちの祖先の姿を想像してみよう。
みどころ02
アフリカ肺魚(愛称マカロニ)
私たちと同じ肺呼吸。空気を吸う姿が見られるかも。
みどころ03
アフリカ肺魚(愛称マーブル)
※展示はお休みしています。バックヤードでご覧ください。