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「死と再生・生きものたちの物語」展

2003.4.1~2007.4 1F展示室2

死は、だれにとっても重要なテーマです。
生命の歴史の中で死はどう位置づけられるのか。生物の研究の成果をもとに、ヒトとしての人間という視点で考えます。
展示の中心は、人形劇「死と再生・生きものたちの物語」。当日の舞台を、大道具、人形、影絵、ビデオ(約45分)で再現しています。
友人をがんで失った高校生が、思い出を辿りながら死について考える物語で、人間の死に対応して、生物学によってあきらかになった生きものの死が示されます。最初は生きることの中に組み込まれていなかった死がどのようにして生じてきたのか、さまざまな生きものにとっての死についての最近の研究成果をパネルで解説。
部屋の中央部には個体が生きていくために不可欠な細胞の死―アポトーシス(プログラム細胞死)-を紹介。呼吸を行い、細胞の生を司るミトコンドリアが実はアポトーシスに深く関与しています。実際の細胞の中で動き回るミトコンドリアや細胞がアポトーシスで死んでいく様子を動画でお楽しみください。
生命誌は、科学の研究成果と日常感覚つなげることを1つのテーマにしています。サマースクールでは参加者と一緒に、この展示にクローン問題の切り口を加える予定です。

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