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生命誌のお散歩

長い進化の歴史と、今私たちが存在することのつながりを感じながら。

2003.12.~2021.6.21 1F展示ホール

38億年の時間の連なりを表現する17枚のガラスパネル。環境の変動や大陸の姿、6つの生物界を描いた美しいオブジェが生きものの世界の広がりを示しています。
地球上に最初の生命体が誕生してから38億年間、生きものは途切れることなく続いてきました。その間の環境と生きものの変化の様子を表した、生きものと地球の歴史物語の散歩道です。透かしてみると生きものが生きてきた長い時間が見えてきます。

みどころ01

38億年の散歩道

地球と生命のドラマを美しく封じこめたオブジェを一巡り歩いて、38億年前から現在、そして未来へ、途切れることなく歴史を歩む、たくさんの生命の足跡に想いを馳せてください。共通性と多様性の視点から歩けます。

みどころ02

生きもののモビール

頭上にきらめく70種類の生きものたち。あなたの大好きな生きものや、研究している生きものが見つかったらラッキーです。自然の一部であるヒトを意識して、多くの生きものの仲間に囲まれるように、人間の文化を象徴するパーツもあります。

みどころ03

パネルの間に入ってみよう

およそ17億年前と20億年前のガラスパネルの間は、38億年の歴史のちょうど真ん中です。ガラスの層に映る生きものたちの生きてきた軌跡をご覧ください。23億年前に誕生した真核生物から後に多細胞生物が生まれ、そこから私たちヒトも生まれます。私たちは生きもののつながりの中にいるのです。

展示の見方

ガラスは1枚が1億年を表しています。38という数字は今から38億年前を表します。ガラスに描かれた円は生物界(動物、菌、植物、原生生物、古細菌、真正細菌)を色分けしており、大きさはそれぞれの種の数を表しています。この円の色や大きさから生きものの多様性が読み解けます。ガラスの右上には、当時の地球の姿、白いフレームの左側には現在の平均気温と比較した当時の気温を描いています。また、各時代の出来事に関連する季刊「生命誌」の記事を下の方に小さく載せています。

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