詳細
日時
2004/11/13(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館1Fコンファレンスルーム(入館無料)
出演者
小田 広樹 研究員
(ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
担当
小田広樹 室長 (ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろう 細胞・発生・進化・研究室 )
内容
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生物の研究において、遺伝学は中心となる柱です。とりわけ、ショウジョウバエを使った遺伝学は1980年から2000年にかけて大きな成功をおさめ、動物の形づくりを制御する様々な仕組みを細胞/遺伝子/分子のレベルで明らかにしました。分かってきた仕組みの多くはハエだけでなく、私たち脊椎動物においても働いており、形づくりの共通性が大きくクローズアップされました。今回のレクチャーでは、ショウジョウバエの遺伝学研究がどのように発展してきたかを紹介し、私たちの研究室で行っているクモを使った研究との関係に触れたいと思います。
このイベントを開催する研究員をご紹介
小田広樹 (室長)
- 研究分野 発生生物学、細胞生物学
- 学位 博士(理学)
動物多様化の背景にある細胞システムの進化に興味を持っています。1) 形態形成に重要な役割を果たす細胞間接着構造(アドヘレンスジャンクション)に関わる進化の研究と、2) クモ胚をモデルとした調節的発生メカニズムの研究を行っています。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。