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研究員レクチャー クモの卵からなにが分かるか?

詳細

日時

2004/06/19(土) 14:00〜15:30

場所

JT生命誌研究館1Fコンファレンスルーム(入館無料)

出演者

秋山-小田 康子 研究員
(ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ)

参加方法

※参加無料
※事前申込不要

内容

 

 

 
これまでの発生生物学やゲノムの研究から、さまざまな形をした多細胞動物のからだは同じような遺伝子セットをもとにつくられることが明らかにされてきました。その中でも詳細な解析が行われてきた節足動物のショウジョウバエと、ヒトを含む脊椎動物に関しては、発生現象に多くの類似点が見つけられています。しかしその類似点は、進化の過程で保存されてきたものなのか、それとも2次的に似たものなのか、現在でも研究者の間で議論を呼んでいます。今回のレクチャーでは、ショウジョウバエと脊椎動物の知見を結び付けることを目指して私達が研究しているクモの発生について、この分野の動向とともにお話します。

このイベントを開催する研究員をご紹介

秋山-小田康子 (特別研究員)

  • 研究分野 発生生物学
  • 学位 博士(理学)

動物の初期発生に興味を持ち、オオヒメグモを用いて研究しています。

ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろう 細胞・発生・進化・研究室

レクチャーについて

JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。