詳細
日時
2007/03/17(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館 1Fコンファレンスルーム(入館無料)
出演者
中 秀司 研究員
(昆虫と植物の共進化ラボ)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
内容
昆虫は、交尾相手を見つけるために様々な手段を使ってコミュニケーションをはかります。例えば、セミやコオロギは「鳴き声」、ホタルは「光」で相手に自分の存在を知らせます。これら配偶行動のためのコミュニケーション手段のうち、最も広く用いられているのが、嗅覚あるいは味覚を利用したフェロモンによる交信手段です。
フェロモンは、その用途から「道しるべフェロモン」「警戒フェロモン」など多くの種類に分類されます。今回のレクチャーでは、そのうち配偶行動に関係する「性フェロモン」に注目して、性フェロモンの性質や最近の研究成果、その応用についてお話しします。
性フェロモンを分泌するヒメアトスカシバ。蜂そっくりの蛾です。 |
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。