詳細
日時
2013/05/18(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館 1階カンファレンスルームにて
出演者
小田広樹 研究員(ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろうラボ)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
担当
小田広樹 室長 (ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろう 細胞・発生・進化・研究室 )
内容
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私たちの研究室がオオヒメグモの研究を始めて13年以上が経ちました。私たちの研究を見て、欧米の研究者も続々とオオヒメグモの研究を始めています。このクモ種の有用性は既に世界に広く認知され、アメリカのベイラー医科大学ではオオヒメグモのゲノムが読まれています。今年の2月にはイギリスのオックスフォードで、オオヒメグモの研究者が世界から集まって最初の国際ミーティングが開かれました。世界の研究者がオオヒメグモに何を期待しているのか?そして、私たちは何をしていくのか?オオヒメグモの研究の現状とこれからをお話ししたいと思います。
オックスフォードブルックス大学で開かれた国際クモミーティングの様子
このイベントを開催する研究員をご紹介
小田広樹 (室長)
- 研究分野 発生生物学、細胞生物学
- 学位 博士(理学)
動物多様化の背景にある細胞システムの進化に興味を持っています。1) 形態形成に重要な役割を果たす細胞間接着構造(アドヘレンスジャンクション)に関わる進化の研究と、2) クモ胚をモデルとした調節的発生メカニズムの研究を行っています。
レクチャーについて
JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。