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研究員レクチャー 歴史とゲノム

詳細

日時

2015/12/19(土) 14:00〜15:30

場所

JT生命誌研究館 1階カンファレンスルームにて

出演者

西川 伸一顧問

参加方法

※参加無料
※事前申込不要

内容

ヒトゲノムが解読されて10年が過ぎようとしている。当時全世界が協力し、2000億円の費用がかかったヒトゲノム解読は、今や10万円でできる。すなわち、皆さんの誰もが自分のゲノムを読むことができる時代が来て、21世紀はゲノムの世紀になる予感がする。ゲノム解読がこれほど簡単になった背景には、次世代シークエンサーという技術があるが、この技術により大きく変化している分野が医学と歴史学だ。ゲノム解読技術が医学を変革することは皆さんも十分納得できると思うが、これまで医学や生物学とは無縁の分野だった歴史学がゲノム研究でどう変わるのか不思議に思われることだろう。
 そこで今回の生命誌の日レクチャーは、ゲノム研究により大きく変革しようとしている歴史学を取り上げ、今この分野で何がどう研究されているのか紹介したいと思っている。


文字の記録のない時代を、DNAに残る記録から再構成する(Wikiコモンズ)

レクチャーについて

JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。