ようこそ生命誌へ
研究館が大切にしている「愛づる」心と「生命誌3つの表現」から生きものの世界を俯瞰します。
生きものの共通性と多様性
同じ(共通性)と違う(多様性)という切り口で、生きものをみてみましょう。
あなたの中にある
38億年の物語
ゲノムや細胞、卵や脳などを通して、38億年の生きものの歴史をたどりましょう。
関わり合いから生まれる生きもの
生きものをとり巻く環境や、生きもの同士の関係は、どのように進化につながるのでしょうか。
これまでの展示
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時間をかけて生きものと向き合った時に生まれるのが「愛づる」心
蟲愛づる姫君
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卵に発生という時間が流れることで、生きものの形がつくられていきます
ものみなひとつの卵から
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長い進化の歴史と、今私たちが存在することのつながりを感じながら
生命誌のお散歩
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共生と共進化 -時間と空間の中での生きもののつながり
生きもののつながりは空間的には共生、時間軸にそうと共進化です。昆虫と植物の関わりを読み解く研究によって、細胞から地球まで階層を貫く共生と進化を考えています。
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「死と再生・生きものたちの物語」展
友人をがんで失った高校生が、死について考える物語を人形劇にしました。その時の大道具などが展示されています。死と再生は生命誌の重要なテーマです。
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見えてきた進化の姿 -オサムシ研究からのメッセージ
生命誌研究館の出発の時に選んだ象徴的なテーマです。オサムシのDNAを調べることで、新たな進化の見方が生まれました。生きものと地球の歴史の関係も見えました。
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愛づる・時~生命誌がひらく生きものの絵巻物語~
「蟲愛づる姫君」に出会い、愛づるこそ生命誌の基本と気づき、その気持ちを表現した絵巻を作りました。出張展示「いのち愛づる館の物語り」に生かされています。
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光合成 -生物とエネルギー
植物が「光合成」という精巧な仕組みでエネルギーを作り出したからこそ、生きものは続いているとも言えます。光合成や呼吸の仕組みを通して、私たちが直面しているエネルギー問題を考えてみます。
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「脳の生命誌」展
脳は、まわりの様子を知り、それに対処するための大切な器官です。単細胞生物からつながるヒトを含む多細胞生物の脳の進化を、模型を手に取って実感してみましょう。
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脳の生命誌 -仮説を楽しむ
脳はどのようにして大きくなったのか、脳の進化は人の社会とどう関わるのか。さまざまな生きものの脳の標本を眺めて、脳の進化についての研究の歴史と仮説を紹介しました。
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骨と形 -骨ってこんなに変わるもの?
私たち「骨のある仲間」、脊椎動物の骨格を比べると、共通性と多様性から進化の過程が見えます。骨ができる過程や形づくりを示す本物の発生標本が多くを語ります。