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20.03.23
実験材料としてのオオヒメグモをEvoDevo誌で紹介
進化発生学分野の実験材料としてのオオヒメグモ(Parasteatoda tepidariorum)を紹介したミニレビューが国際雑誌EvoDevoに掲載されました。オオヒメグモがどのような特徴をもつ実験生物なのか、オオヒメグモを使ってどのようなテーマの研究ができるのか、そして、オオヒメグモでどのような実験技術が使えるのかを説明しています。オオヒメグモはゲノムの配列もすでに読まれており、トランスクリプトームなどのリソースも豊富になっています。利用できるデータリソースの情報やデータベースサイトの情報もまとめています。オオヒメグモは非常に身近にいる生きものですので、専門的研究だけでなく、教育にも活用できる生きものと考えられます。興味のある方は是非このミニレビューを読んでください。オープンアクセスとなっております。すぐにダウンロードできます。
Hiroki Oda and Yasuko Akiyama-Oda
The common house spider Parasteatoda tepidariorum
EvoDevo (2020) 11:6
https://doi.org/10.1186/s13227-020-00152-z
私たちの研究室もデータベースにオオヒメグモに関する豊富な情報を公開しております。そちらも是非ご活用下さい。