マトリクスを作成する
リード数をカウントした後に、その結果を元にカウントのマトリクスを作成する。salmon のフォルダー内でマトリクスを作成
フォルダーを作成
:> mkdir ./count_matrix
フォルダーに移動
:> cd ./count_matrix
カウント結果ファイルのリストを作る
:> ls ../*/quant.sf > ./list_sf.txt
スクリプトファイルを作る
:> touch ./abundance_matrix.sh
スクリプトファイルを開いて編集
perl $TRINITY_HOME/util/abundance_estimates_to_matrix.pl --est_method salmon --gene_trans_map ../../../Trinity.fasta.gene_trans_map --name_sample_by_basedir --quant_files ./list_sf.txt
スクリプトを実行
:> /bin/sh ./abundance_matrix.sh
RSEM_bowtie2 のフォルダー内でマトリクスを作成
フォルダーを作成
:> mkdir ./count_matrix
フォルダーに移動
:> cd ./count_matrix
カウント結果ファイルのリストを作る
:> ls ../*/RSEM.isoforms.results > ./list_results.txt
スクリプトファイルを作る
:> touch ./abundance_matrix.sh
スクリプトファイルを開いて編集
perl $TRINITY_HOME/util/abundance_estimates_to_matrix.pl --est_method RSEM --gene_trans_map ../../../Trinity.fasta.gene_trans_map --name_sample_by_basedir --quant_files ./list_results.txt スクリプトを実行
:> /bin/sh ./abundance_matrix.sh
kallisto と xPress も利用可能。個人的には salmon か RSEM のどちらかだけで十分ではないかと思うので、これらを使うかどうかは好みの問題。
目次
- 環境構築
- リードのクオリティチェックとアセンブル
- Transdecoder による遺伝子予測とアノテーション
- リード数のカウント
- カウントマトリクスの作成
- リードカウントのQC解析
- DE解析
- DEG取り出し
- おまけ1: Transdecoderの自動化
- おまけ2: 発現量解析の自動化
- おまけ3: Anacondaコマンドの使い方一覧