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生命誌ジャーナル

季刊「生命誌」のこれからに向けて、皆さまの声をお寄せください!

<100号テーマ>

わたしの今いるところ、そしてこれから

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RESEARCH 02研究室再訪

生きもの研究の広がりと
生命誌のこれから

生きているってどういうこと?

という問いを抱えて様々な生きもの研究者に話を伺い考えてきた26年でした。
それを踏まえ、これからは「生きものとしての人間」というテーマにも取り組みたいと考えています。
そこでこれまでに訪ねた3名の方の研究室を再訪しました。
テーマは「時間」、「ゲノム」、「形」と異なりますが普遍性を基盤とした多様性に目を向け、
ヒトをも含めた生きものの世界を考える姿勢は共通しています。生きものは例外だらけで複雑ですが、
そのわからなさの中にこそ本質があるのかもしれません。科学で生きものがどこまでわかるのかをきちんと見つめたうえで、様々な知を取り入れて人間まで考えていくための一歩です。

時間から考える

生きものの時間に見る普遍と多様

吉村 崇(名古屋大学・トランスフォーマティブ生命分子研究所)

日の長さから生きものが季節を知るしくみを探ってきた吉村さんは今、ヒトの季節性にも注目しています。

インタビューを読む

ゲノムから考える

霊長類ゲノムと
そのはたらきを読み解く

郷 康広(自然科学研究機構・生命創成探究センター)

遺伝子-個体-環境を全体でとらえる研究を続けてこられた郷さん。ヒトとチンパンジーを違えるものは
何か、ゲノムから探っています。

インタビューを読む

形から考える

ほ乳類の形から
多様性と進化を知る

小薮 大輔(武蔵野美術大学・造形学部・教養文化学芸員課程 / 京都大学・東南アジア地域研究研究所)

博物館とフィールドで生きものの形や暮らしをとらえるマクロな視点の研究を続けてこられた小薮さん。
美術大学での展開が始まっています。

インタビューを読む

TALK

100の対話『生命誌の思い』

RESEARCH01

生命誌研究のこれまでと今

RESEARCH02

生きもの研究の広がりと
生命誌のこれから

SCIENTIST LIBRARY

中村桂子

科学と日常の重ね描きを(前編)

季刊「生命誌」のこれからに向けて

皆さまの声をお寄せください!

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レクチャー

4/20(土)14:00〜

オサムシからイチジクとイチジクコバチ