生命誌ジャーナル

カードでエッセンスを楽しみ、全文はWEBで読むというユニークな組み合わせの季刊誌です。

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〈2018年間テーマ〉

容 いれる ゆるす

 今年の夏は各地で四〇度近い気温が続きました。お疲れが出ていないか、少し心配です。大阪府北部地震や西日本豪雨と身近な災害に自然の恐ろしさを実感し、謙虚に自然に向き合わなければいけないと改めて思いました。生命誌はそれを考え続けてきましたが、これからも考え続けるしかありません。
 そこで、人間ってなんだろうと心と体の両方から考えていらっしゃる岩田誠先生とお話し、長い時間の中にしか答はないねということになりました。リサーチは動いている細胞です。ここにも時間があります。長谷川博先生は二百羽足らずになっていた鳥島のアホウドリを四二年かけて五千羽に。なんともすごい時間です。
 今の社会って時間を切りまくっていませんか。自然とは合わない生き方ですし、自然はいつまでもそれを許してはくれないのではないでしょうか。新しい生き方を探る時だと思います。
 地震の時はたくさんのお見舞いありがとうございます。カードの申し込みなどの時にいただくお言葉も嬉しく、日常の投稿もと願っています。御一緒にゆっくりと自然とのおつき合いをして参りましょう。

2018年9月1日

中村 桂子

TALK

物語を伝承する生きもの

岩田 誠(東京女子医科大学名誉教授)×
中村 桂子(JT生命誌研究館館長)

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RESEARCH

変容する細胞が
からだを支える

お母さんのお腹の中であなたの体ができあがるとき、さらに日常の中で、細胞は動き回って体を維持しています。多細胞体制になくてはならない「細胞同士が協調しながら動くしくみ」を考えます。

はじめに

SCIENTIST LIBRARY

東邦大学名誉教授長谷川 博

アホウドリと僕の四二年間

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