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表現スタッフ日記

展示季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

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【3月1日は何の日?】

2014年1月15日

有馬えり奈

昨年からカードとWEBで何度もご紹介し少ししつこいかもしれませんが、3月1日(土)は季刊「生命誌」79・80合併号の発行日と東京での20周年記念催しの日です!現在、表現を通して生きものを考えるセクターでは、バタバタしながらも日々楽しく準備を進めています。

合併号は20年のあゆみとこれからの展開を考える内容を詰め込みました。8月頃から構成をセクター内で何度も話し合い、先日やっとできあがりが見えてきて、少しホッとしています。特に紆余曲折あった記事は、先日村田チーフが苦戦している日記を書いた、季刊「生命誌」俯瞰マップ(=生命誌アーカイブ)です。季刊「生命誌」は、生命誌が関心を持つ記事や人をお届けする役割とともに、私たちの科学表現研究の主軸を担っています。次号で通巻79号となり、記事数は大小合わせると700を超えるビックデータとなりつつあります。これまでも生命誌の広がりやエポック等で記事の紹介を続けてきましたが、20周年のこの機会に別の切り口を考え、より全体を俯瞰できるものを作ろうと思い村田チーフを中心に奮闘してきました。約5ヵ月間の戦いを終え、生命を多様な視点から考えてきたからこそ描けるユニークなマップができたと思っています。もちろん、お楽しみの立版古もついています。77号は生命誌絵巻、78号は新・生命誌絵巻が立ち上がりましたので次は想像つきますよね。早くみなさんにお見せしたい気持ちでいっぱいです。表現の工夫がつまった季刊「生命誌」最新号を楽しみにお待ちください。

ここからは3月1日の東京出張展示の宣伝をさせてください!東京出張展示(下記参照)では、研究紹介や生命誌を象徴する3つの表現(生命誌絵巻、新・生命誌絵巻、生命誌マンダラ)の全体を俯瞰する動画など、こちらも盛りだくさんの内容をお届けします!先ほどご紹介した季刊「生命誌」アーカイブマップや0号~79・80合併号の内容を時系列で並べ、特に興味深い記事をご紹介するとともに実物を楽しむことのできるパネル展示も現在準備中です。さらにBRHの日常を1年間取材したドキュメンタリー映像の上映も検討中です。来場者のみなさんとお話しできるのをとても楽しみにしています。ぜひお越しください。

-----------20周年記念催し-----------
日時:2014年3月1日(土) 10:00〜13:00
会場:JTアートホール アフィニス(東京都港区) 交通・アクセス
予約不要、参加無料です。
20周年記念催しに関する情報はこちらから。
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「生命誌」パネル展示案の写真

奥の屏風は季刊「生命誌」パネル展示案です。20周年記念催しは、どんな世代の方でも楽しめるよう工夫して準備しています!当日合併号も配布しますのでどうぞお立ち寄りください。

[ 有馬えり奈 ]

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