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表現スタッフ日記

展示季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

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【ホームページも生きものです】

四季デザイン 田中梨恵 はじめまして。四季デザインの田中梨恵と申します。BRHホームページの定期更新や今後の運用・展開について、館内、特にSICPの皆さんと綿密に相談しながら作業を行うために、この4月からSICP内に一つ席を設けていただきました。月に2回、高槻市のJT生命誌研究館にお邪魔させていただいております。外部Web制作会社の者としてはこのホームページの表示の裏側で、ソースコードをほどいて紡いでしておりますが、本日はこうして、表の舞台に、顔と言葉を出してしまいました。大変恐縮でございますが、どうぞよろしくお願いいたします!
 私の役割は、2011年度のご挨拶で中村館長が触れておられました、BRHホームページの更なる充実にあります。実は、今このホームページは変化・成長をもくろみ水面下でうごめいている状態にあるのです。具体的には、現在も行っている月2回の定期更新や研究館での催し情報の適宜掲載、研究活動の報告、また、前回の平川さんのお話にもありました「生命誌の広場」など、新しく増えていく情報にもっと気づきやすくたどり着きやすく…。加えて、1993年から蓄積され続けているコンテンツからは「温故知新」な出会いを得られるよう…。などなど、もっとフレンドリーに成長させたいと考えています。研究と表現の実践の場として「JT生命誌研究館ホームページ」に求められる役割を果たす方向へも、ずんずん進んで行かなくてはなりません…。もちろんそこには難しく一筋縄ではいかない大変な部分もあるのですが、「やらなくてはいけないこと」に加え、なにより自分が「やりたいこと」、このホームページだから「やれること」があるとっても魅力的な挑戦だと思っています。
 ホームページの素材は何と言っても研究館そのもの、そのまるごと全部ですので、月に2回と言えども、一日中のまとまった時間を現場で過ごし、館内の動きを定点観測できるということは、この場から生まれる情報が伝えられるよりも早く感じられて、制作にとって非常に有益なことだと思っています。
 外の人なのに中の人、逆もしかり。そんな立場だからこそ、自分が(弊社が)持つ力を良い形で展開していきたいと思っております。もちろん楽しんで♪そして制作側のこんな楽しさが、このホームページの随所から感じられるように頑張ってまいりますので、皆さまもちょくちょく遊びに来てください。そしてよろしければご意見を。それでは、今後とも何卒よろしくお願いいたします!

 新年度テーマの季刊「生命誌」最新号がもうすぐ出来上がりますよー。まずはそちらもお楽しみにー。(外の人なのに中の人は知っています。)

 [ 四季デザイン 田中梨恵 ]

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