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表現スタッフ日記

展示季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

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【ニューヨークにいってきました】

板橋涼子
 8月の末、少し長いお休みをいただいて、ニューヨークに旅行に行ってきました。私にとって海外はまだ3回目。しかも地球のほぼ裏側ですよ。これだけの長旅は生まれて初めてなので、楽しみと不安を両方抱えながらの出発です。韓国で乗り継ぎ、なんと18時間もかけてニューヨークへ。エコノミー症候群にもならず、無事に到着しました。
 どこへ行ったのか挙げたらきりがないのですが、ジャズを聴きに行ったり、ミュージカルを見たり、美術館や博物館、さらにはニューヨーク郊外にあるプリンストン大学まで足を運びました。あと雑貨屋さんでお買い物も主な目的。「旅行中は仕事のことを完全に忘れて思いっきり羽を伸ばす!」と思っていましたが、雑貨屋さんに立ち寄っては「これは研究館グッズに使える」「これは年刊号のデザインに使える」とか考えていました。
 海外に行って面倒なのが会話。税関を通るのも、レストランでメニューを選ぶのも、道を尋ねるのも意思疎通をはかるのに一苦労です。「そういうスリルがおもしろいんやん!」と思う方もいるかもしれませんが、私は小心者なので話すたびにドキドキします。私の悪い癖ですが、ついつい英語が分かったフリをしてしまう。道が知りたいなど、聞きたいことが明確なら何度でも聞き返せばよいのですが、例えば日常会話。相手が面白そうなことを言っている時に(もちろん英語で)、相手の笑顔に合わせてなんとなく笑ってしまうのです。“たぶんこの人は今、私を笑わせるようなことを言っている”ということが、相手の表情などから分かってしまい、場の雰囲気を壊してまで聞き返せないというか、聞き直すタイミングが難しいのです。私と同じような経験がある友人も結構いて、協調性の高い日本人独特の性格なのかもしれません。もっと自分を主張しないといけないなあと反省ぎみです。
 話は変わりますが、BRHでは、ものをつくるにしろ、館内案内をするにしろ、自分の考えを相手と共有しながら仕事を進めていきます。その中で、自分の意見を主張することもあれば、相手の意見に共感したりするのです。協調性の高い(?)私は、ついつい共感しすぎて相手に流されがち。もう少し自分の固い背骨を持った上で、柔らかく生きていきたいと思います(まさに脊椎動物の生き方ですね)。
 なんだか真面目な話で終わってしまったので、プリンストンで発見したアインシュタインの家の前の記念撮影を載せておきます。親切なFedExのおじさんに案内してもらったおかげで見つけることができました。おじさん、ありがとう。



アインシュタインの家の前で
アインシュタインの家の前で


 [ 板橋涼子 ]

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